(※この記事は、2023年6月30日に更新されました。)
会社でセミナーを行う際は、セミナー用の広告バナーを使って集客することも多いでしょう。SNSやブログ、ホームページなどにバナーを設置して、見た人の興味を引くというマーケティングの方法です。
とはいえ「思うように集客ができない」「どのようにバナーを作ったらよいかわからない」など、バナーに対する悩みを抱えている方もいるかもしれません。
そこで今回は、セミナー用の広告バナーを使って集客数を上げるコツを解説します。バナーの効果が出ずに悩んでいる方や、そもそもバナーの作り方がわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
バナーとは?
バナーとは「(Web上の)旗・のぼり」を指し、静止画像、あるいはGIF画像で作成されています。そして広告バナーの主な役割は、キャンペーンやイベントの情報を知らせることです。Pinterest のバナーデザイン例を見るとイメージしやすいです。
セミナーの集客にバナーを使う理由
セミナーの集客にバナーを使う理由は、主に以下の3点です。
・文字が多いWebページのなかで目立つので、見つけやすくなる
・視覚的に情報が伝わるので、見た人の印象に残る
・多くの人が見るページにバナーを貼れば、認知度が上がる
バナー以外にも、メール配信やメルマガ、ダイレクトメールなど多くの集客方法があります。ただ、「多くの人に情報を伝えたい」「印象に残したい」という目的があるなら、バナーが効果を発揮するでしょう。
集客の方法についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事(イベント集客を成功させる方法)もおすすめです。
セミナー向けバナーを作成する方法
バナーの作成方法は、大きく分けて3つあります。状況に合わせて適切な方法を選びましょう。
1.【予算がある場合】制作会社に依頼する
予算があるのなら、制作会社に依頼するのが最も手軽です。プロに頼む分費用はかかりますが、以下のメリットがあります。
・クオリティの高いバナーができる
・短期間で作成できる
・客観的な意見を取り入れられる
このように制作会社に依頼すれば、社内にデザイナーがいない、納期まで時間があまりない、訴求力の高いバナーを作りたいなど、さまざまな課題に対応可能です
作成にかかる費用はサイズや個数によって変わりますが、バナー1点につき5,000円〜10,000円ほどが相場となっています。
参考:バナー広告の費用がまるわかり!制作費用から掲載費用、代理店手数料まで詳しく解説
2.【経験者向け】illustratorやPhotoshopを使う
社内にデザイン経験者がいるなら、Adobe illustratorやPhotoshopを利用する方法もあります。illustratorとPhotoshopはそれぞれ特性が異なりますが、いずれもセミナー用バナーの作成は可能です。
ただしillustratorやPhotoshopは本格的な加工ができる一方、未経験者には難易度が高いツールでもあります。また体験版をのぞいて有料なので、導入のハードルも高くなるでしょう。
社内でもともとillustratorやPhotoshopを使っていた場合、あるいは今後使う予定がある場合は、ぜひバナー作成にも活用してください。
3.【初心者向け】Canvaを使う
そして「予算がない」「デザイン経験者もいない」という会社におすすめのツールが、Canvaです。Canvaは無料で使えるうえ、パソコンだけでなくスマートフォンからも操作できます。
テンプレートに合わせて画像や文字を入れていくだけなので、初心者にも使いやすいです。さらによく使われるSNSには適したバナーサイズが用意されているため、難しいサイズ調整は必要ありません。そのため新たにバナー作成を始めるなら、Canvaをおすすめします。
セミナーの集客に効果的なバナーを作る4つのコツ
ここまでバナーの作成方法をご紹介しましたが、「バナーを設置する=集客につながる」というわけではありません。集客効果を上げるには、ぜひ以下のコツを意識してください。
1. ターゲット層をはっきりさせてからデザインする
まずはどの層をターゲットにするのか決めましょう。不特定多数に向けたデザインよりも、ターゲット層を明確にしたデザインの方が訴求力は上がります。
たとえば「中高年の男性向け」と「20代・30代の女性向け」では、色合いやフォント、使用する画像やキャッチコピーも変わってくるはずです。年代や性別だけでなく「既婚か独身か」「外で働いているか専業主婦か」など、できるだけ細かく設定してください。
参考:ターゲット層の決め方とは?集客・マーケティング戦略では必須!例つきで解説
2. 伝わりやすいキャッチコピーをつける
セミナー用バナーから集客につなげるには、バナーを見て「何かいいことがありそう」と思われなければなりません。見た人の心に届くキャッチコピーがあれば、セミナーに興味を持つ人も増えるはずです。
そのため何のためのセミナーなのか、そして見た人にどう動いてほしいのか、という点を明確にします。目的や訴求ポイントが定まってはじめて、伝わるキャッチコピーがつけられるのです。
参考:売れるキャッチコピーとは?作り方を具体例を交えて分かりやすく解説
3. 文字数は最低限にして「見やすさ」を重視する
キャッチコピーを含め、バナー内の文字はできるだけ短くし、一目でわかるようにしてください。目にとまったバナーを「読む」人は少ないので、「見る」だけで内容がつかめるとよいでしょう。詳しい内容は、バナーをクリックした先のページで説明すれば問題ありません。バナー内の文字数は最低限にとどめ、文字の大きさや配置、レイアウトなどで「見やすさ」を重視するのがポイントです。
4. 必要な構成要素は優先順位をつけて盛り込む
バナーには絶対に必要な要素がいくつかあります。
・セミナー名
・開催日
・企業のロゴ
・講演者の写真や名前
ここにキャッチコピーやオンライン開催である旨、「○○名限定」などの要素を追加していきます。
大切なのは、要素を機械的に盛り込むのではなく、優先順位をつけて盛り込むことです。そして優先順位が高い要素を左上に配置する(※視線がいきやすいため)、大きく表記するなど、デザインに工夫をしましょう。
バナー作成時に起こりやすい失敗例3つ
バナー作成の目的は「集客」です。集客につながらない、失敗してしまうバナーの特徴を3つご紹介します。
1. 目立たないバナー
まずはバナーが目立たないことです。色合いやフォントがスタイリッシュであっても、Webページを見ている人の目に留まらなければ意味がありません。ぱっと目を引く、目立つバナー作成を意識しましょう。
2. メリットがはっきりしていないバナー
メリットを感じた人だけがバナーをクリックするので、いかにメリットを打ち出すかという点が重要になります。
3. 告知のタイミングが遅いバナー
バナー作成のタイミングが遅ければ、「行きたかったけれど予定が埋まっている」という人を逃してしまいます。2ヵ月前〜遅くとも1ヵ月前にはバナーが表示されるようにしましょう。
以上3つの例を参考にして、失敗しないバナー作成につなげてください。
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効果的なバナーでセミナーの集客数を増やそう
この記事では、効果的なセミナーバナーの作成方法やコツを解説してきました。見る人を惹きつけるバナーを作ることが、セミナーの集客数アップにつながります。
ただしセミナー当日の成功には、集客だけでなくリマインドも欠かせません。バナーを通じて申込数が増えたとしても、当日忘れていたなどの理由で欠席があることも想定されます。そこでおすすめのツールが Doorkeeper です。
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