(※この記事は、2023年10月30日に更新されました。)
「ミートアップとは?」
「ミートアップを開催してみたい!」
「ミートアップを開催するメリットは?」
本記事は、そもそもミートアップとは何か、開催するメリット・デメリット、開催の流れとポイント、ミートアップの事例をいくつかご紹介します。
上記のようにミートアップについて知りたい方やミートアップの開催を考えている方はぜひ最後までご覧ください!
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目次
ミートアップとは共通テーマを持つ人々が集まる場所
ミートアップとは、同じ目的や趣味・興味を持った人たちが交流できる場所・イベントを指す言葉です。
元となったのはアメリカのプラットフォームMeetupです。
現在は上記のプラットフォームに限らず、国内外問わずさまざまな交流の場として活用されています。
ミートアップでは、カジュアルな雰囲気で参加者同士が親睦を深めつつ、自分の興味ある内容について勉強したり情報交換したりすることが可能です。
ビジネス・採用でも活用されるミートアップ
交流会としての側面が強いミートアップですが、採用やビジネスにも取り入れられています。
自社の魅力を直接参加者に伝えられるミートアップは、低コストでできる施策として注目されているのです。
堅苦しいイメージを持たれやすい採用活動やビジネスの場でも、ミートアップであればより気軽に参加でき、実際に伝えたい雰囲気などをより感じてもらうことができます。
採用ブランディングの発信手段として、ミートアップを活用し、参加者と交流を重ねることで、将来的な採用につなげていくこともできるでしょう。
ミートアップのおもな形式は3つ!
ミートアップには、おもに以下のような3つの形式があります。
交流会型
勉強会型
説明会型
以下の項目では、ミートアップの異なるスタイルについてそれぞれ解説します。
交流会型
ミートアップのうちでも交流会型はより自由に参加者が交流できるスタイルです。
イベントもテーマに沿ったフリートーク形式で進むことが多く、参加者が積極的に発信することもできます。
交流会型のミートアップには、なんとお酒を飲みながら交流するスタイルもあるので驚きです。
一見ただの飲み会ですが、ミートアップの場合はテーマについて話すよう進行していくため、リラックスしつつもしっかりと意見交換や情報共有ができるという利点があります。
勉強会型
勉強会型は、その名の通り一つのテーマに対して勉強会形式で知識を深めるミートアップです。
勉強というと堅苦しいイメージですが、通常の講習会と比較して堅苦しくなることなく、気軽に参加できるというのが魅力です。
説明会型
説明会型はミートアップのうちでも企業説明などに使われる形式です。
ミートアップであれば、通常の説明会や面接よりカジュアルな雰囲気で進められるため、参加者も緊張せず過ごすことができます。
実際にミートアップに参加する人は自社に興味を持っているケースが多いため、選考につなげやすいというのも魅力の一つです。
ミートアップを開催する3つのメリット
ミートアップを開催するメリットには、たとえば以下のようなものがあります。
自社に興味がある人に直接魅力を伝えられる
気軽に知識・理解を深める体験を提供できる
低コストで開催することも可能
自社に興味がある人に直接魅力を伝えられる
ミートアップを開催するメリットの1つ目は、自社に興味を持っている人に対し直接魅力を伝えられることです。
もともとミートアップに参加する人々は少なからず自社に興味を持っていることが多いため、さらに直接説明を行うことでファンを増やすことができます。
インターネットで調べただけではわからない価値観や商品の魅力、社風などをミートアップを通じて知ってもらえれば、目的としていた成果につなげることができるでしょう。
気軽に知識・理解を深める体験を提供できる
ミートアップは、勉強会形式でもカジュアルに知識を深められるというのが魅力です。
一方的なセミナーと比較しても気軽に参加者同士が交流できるミートアップでは、それぞれにとってよりよい体験を提供できるのではないでしょうか。
知識を深めたい・企業についてもっと知りたいけれど堅苦しいのはちょっと苦手、という人も参加できるため、参加者の幅を広げることもできます。
低コストで開催することも可能
ミートアップは低コストで開催可能であることもメリットの一つです。
その理由として、ミートアップは少人数で交流することが多いという点が挙げられます。少人数であれば、イベント会場を借りなくとも自社での開催が可能なのです。
また、ミートアップはオフラインでなくても、オンラインで開催することも可能です。
このように、ミートアップは目的やテーマによっては低コストで開催できるというのが魅力といえるでしょう。
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ミートアップのデメリット・注意点3つ
ミートアップには多くのメリットがありますが、一方でデメリットや注意点もあります。
参加者が安心して交流できる環境づくりが大切
企画やトークテーマを考える必要がある
社員の負担が増加する可能性がある
参加者が安心して交流できる環境づくりが大切
ミートアップを開催する上では、参加者が安心して交流できる環境づくりが大切といえます。
理由は、ミートアップの中には勧誘や詐欺目的のものも存在するためです。
参加者側は、参加したいミートアップが本当に安全なのか、主催者情報などをチェックしています。
ミートアップを開催する側に立つ場合は、参加者が安心して交流できるように主催者情報を明確に記載しておくとよいですね。
企画やトークテーマを考える必要がある
ミートアップでは、ターゲットに合った企画・トークテーマを考える必要があります。
とくに、ミートアップは一方的な説明会とは異なるため、参加者同士が盛り上がれるようなテーマを用意しなければなりません。
参加者同士の交流を重視するミートアップではプログラムを必要以上に練らなくてもよいのですが、その分、より交流に適したテーマ・企画を考える必要があります。
社員の負担が増加する可能性がある
企業としてミートアップを開催する場合、社員の負担についても考慮する必要があります。
理由は、ビジネス・採用目的でミートアップを活用する場合、参加者と交流するために社員が参加するのが一般的なためです。
ミートアップの参加内容によっては、普段の業務と合わせて負担が増えてしまう可能性も考えられます。
このような場合は、入れ替え制で複数の社員が参加する、業務量の調整を行うなどが効果的といえるでしょう。
ミートアップの事例3つ
交流やビジネス、採用の場として注目されているミートアップ。
実際にどのようなミートアップが実施されているのか、目的・取り組みの異なる3つの事例を紹介します。
商品紹介やセミナーも:アイ・オー・データ機器
アイ・オー・データ機器では、パートナー・一般ユーザー向けの「I-O ビジネスミートアップ」が行われました。
パートナー・プレス向けと一般ユーザー向けの二部構成で開催され、実際に商品に触れてどのようにして活用するのかを知ることが可能なミートアップとなっています。
コンセプト展示の解説セミナーや、Web3&NFT分野について聞くことができるナイトトークセッションも行われたようです。
参考:I-O ビジネスミートアップ 2023 | IODATA アイ・オー・データ機器
ゲームに関わる人の交流会:ゲームクリエイターズギルド
ゲームクリエイターをはじめとしてゲームに関わっている人や関わりたい人が垣根を越えて学びあえるコミュニティ「ゲームクリエイターズギルド」では、「ゲームクリエイターズミートアップ」が定期開催されています。
ゲームに関わる方であれば誰でも参加できるミートアップで、会場ではゲーム作品のプレイを通して交流したり、アイデアを交換できるようです。
採用の取り組みとして:BPOクリエイト
BPOクリエイトでは、独自の採用の取り組みとしてミートアップを活用しています。
BPOで開催されたミートアップは、お酒を飲みながら技術に関して語り合うというかなりカジュアルな飲み会スタイルです。
技術に対する熱意が強い参加者たちがポートフォリオなどを持ち寄り交流するというテーマで、年齢問わず技術が好きなエンジニアを採用することを目的として開催されました。
参考:【議事録】自社独自のリクルーティングを生み出せ!ミートアップ会議 - BPOクリエイト採用サイト
ミートアップを探すには?プラットフォームやSNSをチェック
ここまでミートアップの特徴やメリット・デメリットについて解説してきましたが、実際に現在どのようなミートアップが開催されているのかチェックしたいという方もいるでしょう。
そのような場合は、ミートアップ情報が掲載されているサイトをチェックするのがおすすめです。
ミートアップを探せるサイトには、たとえば、
Doorkeeperなどのコミュニティプラットフォーム
があります。
共通の趣味や興味を持つ人とのミートアップを探すなら、SNSも参考になるでしょう。
ビジネスや就活目的のミートアップなら
企業の公式サイト
などに掲載されていることも多いため、参考になるのではないでしょうか。
ミートアップを開催する流れ
ミートアップを開催する手順は以下のようなイメージです。
1.目的を決める
最初にミートアップの目的を決めます。
開催する内容に応じて規模や必要な準備なども異なるため、まずはこの目的設定が大切です。
目的はたとえば、以下のように考えます。
交流目的であれば何に興味がある人を集めたいのか
採用目的であればどのような人材に応募してほしいのか など
明確に目的を絞ることで、よりターゲットに適切なトークテーマやプログラムを設定しやすくなります。
2.テーマを設定する
決めた目的に沿ったテーマやプログラムを考えます。
参加者同士が発言しあえる会話のテーマや、交流を深めるためのプログラムを企画しましょう。
3.場所を決める
ミートアップを開催する場所を決めます。
会場には、たとえば以下のような場所が適しています。
レンタルスペース
オンライン
社内 など
レンタルスペースなどを利用する場合は、飲食物の持ち込みが可能かどうかなど、ルールをチェックしておくとおすすめです。
ミートアップの目的や規模に応じて、どういった会場を選択するか考えましょう。
4.告知と集客を行う
場所や日時・テーマが決まったら、告知して集客します。
告知に使うのは、以下のような媒体が一般的です。
SNS
プラットフォーム
オウンドメディア
求人サイト など
開催内容や日時・会場の他に、どのような人におすすめのイベントか記載しておくと参加者もわかりやすいのではないでしょうか。
5.準備を進める
ミートアップの準備を進めます。
プログラムに必要な説明資料や、一つのトークテーマに対するタイムスケジュールの設定など、どのようなミートアップを開催するかで準備内容は異なるでしょう。
イベント実施後に答えてもらうアンケートの準備もしておくとよいですね。
アンケートがあれば、参加者が感じた良かった点やもっと知りたい点などを知ることができます。
これらの準備を開催日までに行い、関係者にチェックしてもらえば完璧です。
6.開催当日
ミートアップ開催当日は、参加者がより気軽に交流できる雰囲気を作るよう心がけるとよいでしょう。
たとえば、説明会型などであれば、「もっと知りたいことはありませんか?」など、呼びかけるというのもおすすめです。
思ったよりも交流が盛り上がっている場合はそのプログラムを延長するなど、臨機応変な対応も必要になってきます。
ミートアップ開催後は、準備したアンケートに答えてもらいましょう。
7.イベント内容を振り返る
ミートアップが終了したら、イベント内容を振り返りましょう。
参加者アンケートを参考に、次回への改善点を考えてみるのもおすすめです。
ミートアップは少人数で定期的に開催していくことが多いと思いますので、試行錯誤しながら開催を積み重ね、より目的に近づくよう改善していくのがよいのではないでしょうか。
まとめ
今回は、同じ目的や趣味・興味を持った参加者同士が親睦を深めつつ、自分の興味ある内容について勉強したり情報交換したりすることができる「ミートアップ」について詳しく解説しました。
ミートアップは、交流会型・勉強会型・説明会型の計3種類に分かれており、それぞれ参加者が気軽に参加することができカジュアルな雰囲気で進められるのが大きな特徴です。
また、ミートアップを採用手法として活用することもでき、実際に日本でも「ミートアップ採用」を取り入れている企業が増えています。
ミートアップの開催には、コミュニティベースのイベントセミナー管理ツールであるDoorkeeperがおすすめです。
Doorkeeperには、参加者リストの自動作成・コミュニティメンバーへのメルマガ配信・参加お礼メール一斉送信・オンライン決済・QRチケット発行などイベントの運営に必要な機能が詰まっています 。
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