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ファン層を増やす!企業が注目のファンマーケティングとは?

Doorkeeper スタッフ
Doorkeeper スタッフ

2023年9月11日

(※この記事は、2023年8月29日に更新されました。)

「推し活つとは?」

「ファンマーケティングとはどんな手法?」

「ファン層の増やし方は?」

上のような疑問をお持ちの方はいませんか?

本記事では、企業やブランドの注目するファンマーケティングというマーケティング手法についてメリットや注意点、行う際のポイントなどについてご紹介いたします。

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ファン層とは!?どんな種類があるの?

ファン層とは!?どんな種類があるの?

皆さんはファンと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?アイドルグループやミュージシャンのファ

ン、アニメファンなどたくさんいます。

しかし人だけでなく物を使うユーザーもファンと呼ぶことがあるのです。

またファンと言ってもお金や時間のかけ方は人それぞれですよね。

まずはそのファンや種類について詳しく解説します。

ファンとは人やグループだけが対象ではない


ファンとは人やグループだけが対象ではない

ファンはアイドルグループやアニメを推す人、いわゆるオタクと呼ばれる人たち以外のことも指します。

例えば企業のファンや商品サービスのファンです。ファン層は英語で愛好家という意味もあります。

つまりその商品やサービスを好んで使い続けている人たちのことをファンと呼ぶのです。

近年企業では、長年応援してくれる顧客のことをファンと呼びます。

そのファンを集めてファンミーティングなどの活動を行う経営者も増えてきました。

これからはファンをどのように活用していくかが企業に求められるでしょう。

ファン層はコア層かライト層に分かれる


ファン層はコア層かライト層に分かれる

ファン層はコア層とライト層の2つに分かれます。コア層は一部のかなり熱狂的な人々の集まりです。

ライト層はコア層ほどではないが楽しむ程度に時間を費やすファンのことを指します。

コア層のファンの特徴は、企業に対して強い信頼や情熱を持っている点でしょう。

一方でライト層のファンの特徴は製品やサービスを好きになったばかりであるため、企業から離れやすいファンである点と言えます。

つまり企業は熱狂的なコア層のファンをどれだけ生み出し、維持させるかが重要な生存戦略なのです。

ファン層を活用したファンマーケティングとは?

ファン層を活用したファンマーケティングとは?

ファンマーケティングとは企業やその商品の熱狂的なファンを通じて、売上拡大を図るマーケティング施策です。

コア層のファンは自社商品への愛着が強いため、周囲へ積極的に発信を行います。このファンの情報をもとに新たなファンが生まれ、売上拡大につながるのです。

またファンコミュニティを作り、コミュニティマーケティングを採用する企業が近年増えてきました。

このコミュニティに商品開発や発信、運営といったことを任せます。こうすることで、企業の内部チームでは思いつかないアイデアを提供してくれたり、コミュニティがコンテンツをSNSなどで拡散したりすることで世間で話題になったり、人気になったりして企業は発信力を高めることができます。

ファンマーケティングで必要なことは?

ファンマーケティングで必要なことは?

ファンマーケティングでは新しいファンとコア層と呼ばれるファン層を厚くすることが大切です。

そのために企業は積極的なイベント運営やファンをターゲットにした活動を行わなければなりません。

企業側の考えを直接伝えファンの共感を得ることやファンの声を聞くことが大切です。

企業が導入しているイベント運営とは以下のものを指します。

  • オンラインサロン

  • 会員制サービス

  • ファンミーティング

  • 社員との交流

  • トークショー

Youtubeのチャンネルメンバーシップもコア層を厚くする戦略の1つです。

ファンを集めてコミュニティを作ることがイベント運営の目的でもあります。

イベント運営について詳しく知りたい方は、下記のオンラインコミュニティの解説記事をご参照ください。

>>>オンラインコミュニティについて詳しく見る

ブランドの世界観を伝える


ブランドの世界観を伝える

上で紹介したようなマーケティング活動やコンテンツを通してブランドは、ファンにブランドの世界観(ストーリーやビジョンなど)を伝えていくことが大切です。

ブランドのストーリーやビジョン、それを実現するための取り組みなどを積極的に発信していくことで、ファンがブランドの取り組みに共感しブランドの一体感を構築することができます。

また、ブランドが独自のストーリーを発信することで競合他社と差別化を図ることができます。ファンは、ブランドのストーリーをきっかけに製品やサービスなどへの関心を深める可能性もあるのです。

ファンマーケティングの事例:LUSH


ファンマーケティングの事例:LUSH

ラッシュは、バスボムや石鹸、コスメなどを販売している日本でも人気の高いイギリス発の化粧品ブランドです。

ラッシュといえば、カラフルなバスボムで有名ですが、それだけでなく「動物実験廃強」を支援していたり、空の容器を集めて持っていくと製品に交換してくれたり、100%ベジタリアンなど倫理に力を入れていることでも有名です。

そのため、エシカル消費を意識している特に若年層などに強く支持されています

ラッシュのホームページには、エシカル憲章やラッシュの信念など、ラッシュの大切にしていることを消費者に伝えるための記事があります。

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ファンマーケティングのメリットは?

ファンマーケティングのメリットは?

ファンマーケティングを行うメリットは以下のとおりです。

  1. 企業とファンの間でコミュニケーションがとりやすい

  2. ファンがSNSで情報を拡散してくれる

  3. コア層と呼ばれるファン層が新しいファンを増やす

  4. 売上アップにつながる

簡単にまとめると、ファンが主体性を持って事業の拡大を行うことが大きなメリットです。

そのため企業は宣伝コストを抑えることができます。上記の4点について詳しく解説します。

1. 企業とファンの間でコミュニケーションがとりやすい


1. 企業とファンの間でコミュニケーションがとりやすい

ファンマーケティングを導入した多くの企業ではファンミーティングなどの活動を行います。

ここでは顧客の商品に対する評価や新しいアイデア、購買行動を聞く絶好の機会です。

ミーティングを定期的に開くことで商品改良や新たな商品の開発をスピーディーに行えます。

熱狂的なファンによって、より高い価値のある商品を提供できるでしょう。コミュニティを作れば、たくさんのファンの声を聞くことも可能です。

2. ファンがSNSで情報を拡散してくれる


2. ファンがSNSで情報を拡散してくれる

ファンがSNSで情報を拡散することで、より多くの人に商品が届きます。そのためSNSを使った情報戦略は多くの企業で導入されているのです。しかし企業の手だけでは拡散範囲に限界がありました。

そこでファンに情報拡散をしてもらうことで発信力を高め、より多くの人に情報を届けたのです。

ファンの口コミはよりリアリティが増すので、商品に対する信用度も高くなります。さらに宣伝コストを削減できるため、まさに一石二鳥だと言えるでしょう。

3. コア層と呼ばれるファン層が新しいファンを増やす


3. コア層と呼ばれるファン層が新しいファンを増やす

ファン層の中でも熱狂的なファンは周りへの発信を積極的に行います。そのネットの口コミなどの情報を見た新たな顧客がファンとなる仕組みです。新たなファンがライト層からコア層のファンとなれば、また新たなファンを生み出します。

このサイクルを作るためには、コミュニティの存在が必要になるでしょう。なぜならコミュニティやファンミーティングはコア層のファンを増やすからです。ライト層は決して熱狂的なファンとは言えません。

そのため継続的に企業に利益をもたらす可能性は極めて低いでしょう。コア層のファンを増やすことで事業拡大だけでなく、安定した利益も担保されるのです。

4. 売上アップにつながる


4. 売上アップにつながる

企業や商品サービスのファンが増えることで、売上が上がることは言うまでもないでしょう。ファンマーケティングの目的は売上アップです。

そのため多くのファンを定着させ、コミュニティを作ることで事業を拡大させられます。新たな顧客の獲得とコア層のファンを増やすことが売上アップの重要なポイントです。

5. ブランドの信頼性向上


5. ブランドの信頼性向上

ファンマーケティング手法を使うことで、ブランドのイメージ向上、ファンからの信頼を獲得することができます。

消費者は、信頼を置いているブランドから新製品やサービスが出ると他のブランドと比べることなく購入する可能性が高くなります。

さらに、一回の購入だけでなく、信頼している製品やサービスであれば競合に切り替えずに継続的に購入してくれる可能性が高くなるでしょう。

ファンマーケティングの注意点は?

ファンマーケティングの注意点は?

ファンマーケティングを行う上での注意点は以下の2つです。

ファンマーケティングはファンが主体性を持って行う戦略です。そのため企業側の動き次第では上手く機能しないことも多々あります。これら2点のポイントに気をつけて、運営を行いましょう。

1. ファンミーティングなどの交流を欠かさず行う


ファンミーティングは必ず定期的に行いましょう。定着したファンだからこそ、商品への意見や評価を何度も聞くことができます。さらなる事業拡大や売上アップのためにもファンコミュニティの運営も怠ってはいけません。

ブランドとファンとの交流頻度が減ると、サービスや商品に対する不満につながります。たとえコア層のファンであっても顧客の離反を起こし、ブランド評判を落とすでしょう。

ファンが主体的に行うマーケティングですが、ブランド側も頻繁にコミュニティに参加しましょう。

2. マーケティング効果はすぐに出ない


ファンマーケティングはすぐに効果が出ません。なぜならサービスや商品の熱狂的なファンを生み出し、コミュニティを作る時間が必要だからです。

商品開発やファン定着のための戦略も必須でしょう。いきなりファンが増える可能性は極めて低いため、地道にコア層のファンを増やすことが重要です。

コミュニティでファンを育成しよう!

コミュニティでファンを育成しよう!

以上、本記事ではファンマーケティングのポイント、メリット、注意点などについてご紹介いたしました。

ファンマーケティングは、ブランドや企業にとって忠誠心の高い消費者や発信力を効率的に得るための注目のマーケティング手法です。

一方で、ファンマーケティングには継続的な活動が必要になります。

ファン向けのイベントやセミナーを通してコミュニティを育成するならDoorkeeperがおすすめです。

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