(※この記事は、2023年4月24日に更新されました。)
自社サービスや商品の宣伝、集客について調べている人の中には、
「ウェビナーマーケティングとは何か知りたい」
「ウェビナーマーケティングを成功させるポイントが知りたい」
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ウェビナーマーケティングの概要や配信方法、そのメリットについて紹介し、成功に必要なポイントも解説します。
最後まで読むと、ウェビナーマーケティングを活用して自身のビジネスやプロモーションの効果を高めることができるようになるでしょう。
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目次
ウェビナーマーケティングとは?
ウェビナーマーケティングとは、ウェブ上で開催されるセミナーを通して、オンライン上で商品やサービスの説明や営業活動を行う新しいwebマーケティング手法です。
オンライン上での開催のため、気軽に参加でき、より幅広い層の見込み顧客とつながることができます。
また、リモートで顧客と接点を持つことができるのも特徴です。
ウェビナーマーケティングは、現代のマーケティング戦略の中でも重要な役割を担っており、多くの企業や組織が取り入れています。
ウェビナーマーケティングが重要になった理由
国内のWeb会議市場規模は2022年度に369億円、2025年度には478億円に拡大することが予測され、年平均成長率も13.2%と市場の拡大が期待されています。
このようにWeb上でのセミナーや会議などが急速に普及している理由の1つとして、コロナ禍によりリアルイベントの開催が困難になったことが挙げられます。
今となってはウェビナーは、企業にとって重要な役割を担うマーケティングの集客において強力なツールとなっています。
ウェビナーマーケティングの配信方法
ウェビナーマーケティングにおいて、配信方法は非常に重要です。
ウェビナーの目的や参加者のニーズに合わせて、最適な配信方法を選択することが求められます。
ここでは以下の3つの配信方法について解説します。
1.リアルタイム方式
2.録画方式
3.擬似ライブ方式
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リアルタイム方式
「リアルタイム方式」は、オンライン上でのライブ配信によって行われます。
ウェビナー主催者が特定の時間にセミナーを開催し、参加者はその時間にログインしてリアルタイムで配信を受けます。
メリットとしては、参加者は配信中に質問を投げかけることができ、ウェビナー主催者がリアルタイムで回答することができる質疑応答の時間を設けることができる点です。
この方法は、ウェビナーに参加する人と主催者の双方向性を高められるため、よりコミュニケーションが活発になります。
2.録画方式
「録画方式」とは、事前にウェビナーを録画し、あとから視聴できるようにする方法です。
メリットは、参加者の都合のいい時間に視聴することができる点です。
また、録画済みのウェビナーは何度でも視聴できるため、参加者が内容を見逃してしまった場合でも後から確認することができます。
さらに、録画によって編集も可能になり、よりわかりやすい形で配信することができます。
ただし、録画方式では参加者同士のリアルタイムのやり取りができないため、主催者と参加者でのコミュニケーションをとることができません。
そのため、参加者同士が情報を共有したり、質疑応答をその場で行うことができません。
3.擬似ライブ方式
「擬似ライブ方式」は、あらかじめ録画したウェビナーを、リアルタイムで配信しているかのように見せる方法です。
事前に録画したウェビナーを定刻に配信することで、参加者にはリアルタイムに行われているかのような感覚を与えることができます。
この方法は、リアルタイム方式と同じように、参加者と主催者側の双方向なコミュニケーションを実現できるため、より柔軟な配信が可能です。
また、録画方式と比べ、より本番に近い形で配信することができるため、緻密な演出や編集が求められる場合に適しています。
ウェビナーを行う手順6ステップ
1. トピックを決める
まず、オンラインセミナーのトピックを決めます。
なぜウェビナーを行うのか、何についてのウェビナーを行うのか、ウェビナーで取り扱いたい商品サービスについて検討しましょう。
すでにウェビナー以外の形でコンテンツがある場合は、一番新規顧客を得たコンテンツをウェビナーのテーマにすることもできます。
2. チームを決める
トピックが複雑なほど、ウェビナーを行う際に必要な人の人数も多くなるでしょう。
例えば、司会やプレゼンター、技術的な問題に対応できるアシスタント、質疑応答の担当者などが考えられます。
おすすめ記事:イベント成功のカギ!司会進行を務める際のコツ6選!
3. ウェビナーの配信形式を決める
上記で説明したように、ウェビナーにはライブ配信やオンデマンド動画配信などの配信形式があります。
ウェビナーの目的やターゲットなどを考慮して配信形式を決めましょう。
4. ウェビナーコンテンツを作成する
プレゼンテーションのスライドや短い紹介動画などがウェビナーの大切な材料です。
会場集客型セミナーと違い、会場の雰囲気を作ることができない代わりにプレゼンテーションなどの見た目などに時間をかけましょう。
5. ウェビナー配信ツールを決める
ウェビナー配信ツールはいくつかありますが、予算、必要な機能、参加予定人数などを考えてツールを選びましょう。
最も一般的なのは、無料版も利用可能なzoomウェビナーです。
おすすめ記事:初心者向けZoomの基本的な使い方を分かりやすく説明!Zoomの使用状況も紹介
6. リハーサルをしよう
イベントの進行表を作成し、スケジュール通りに位置からウェビナーを行ってみましょう。
予定では完璧のつもりでも実際にやってみると足りないものに気づく場合があります。
また、人前で話すことが苦手な人も何度もプレゼンの練習を行うことをおすすめします。
おすすめ記事:進行表のテンプレートと作成ポイント!スムーズな進行を実現しよう
おすすめ記事:プレゼンを成功させる話し方コツ10選!話し方に自信がない人必見!
7. ウェビナーへの集客を行う
準備ができたら、集客を行いましょう。
バナーやSNSなどがウェビナーなどのオンラインセミナーに効果的な集客方法です。
自社のWebサイトにセミナー情報を掲載したり、Google広告やイベント告知サイトなどを使うこともおすすめです。
おすすめ記事:効果的なバナーでセミナーの集客数アップ!バナー作成時のコツと注意点を紹介
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ウェビナーマーケティングのメリット3つ
ここでは、ウェビナーマーケティングのメリットを3つご紹介いたします。
1.より多くの潜在顧客を集めることができる
2.低予算での実現が可能
3.リードナーチャリングへの活用が可能
それぞれ確認していきましょう。
1.より多くの潜在顧客を集めることができる
ウェビナーは、配信形式によりますが時間帯を問わず多くの見込み顧客に参加してもらうことができます。
結果、会場集客型セミナーに比べて、webセミナーの参加者は多くなります。
また、SNSやメールなどを活用したマーケティング手法と組み合わせることで、より多くの人々に情報を伝え、集客力を高めることも可能です。
さらに、ウェビナーで提供する情報が有用である場合、参加者は友人や同僚などにも紹介する可能性があり、より広範囲に情報が拡散されることが期待できます。
おすすめ記事:【2023年版】オンラインイベントの効果的な集客方法9つ
2.低予算での実現が可能
オンラインセミナーは、会場集客型セミナーと違い会場探しをする必要がありません。
また、「Zoom」や「Microsoft Teams」など、ウェビナー配信ツールも低価格で使うことができます。
以上のことから、会場集客型セミナーよりも費用対効果の高いマーケティング手法としても注目されています。
3.リードナーチャリングへの活用が可能
ウェビナーマーケティングは、参加者が自主的に申込登録を行うため、商品やサービスに興味のある見込み顧客からのリード獲得につながります。
そのため、ウェビナーの後には、参加者とのコミュニケーションを継続することで、リードナーチャリングが可能になります。
ウェビナー参加者の情報を収集し、その情報をもとにフォローアップのタイミングや内容を決めることができます。
また、ウェビナー参加者に対して特典やプロモーションを提供することで、商品やサービスへの興味関心を高め、顧客との信頼関係を築くこともできます。
効果的なウェビナーマーケティングを行うポイント3つ
効果的なウェビナーマーケティングを行うためには、ただ動画配信をするだけでなく、以下のようなポイントを抑えて対応することが重要です。
1.事前にペルソナ設計をする
2.配信結果を定量的に分析する
3.ウェビナーの後のフォローアップを行う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.事前にペルソナ設計をする
ウェビナーマーケティングにおいて、事前にペルソナ設計をすることは非常に重要です。
ペルソナとは、ターゲットとする顧客層のイメージを具体的に設定し、その人たちのニーズや行動を把握するための架空の人物像のことを指します。
ペルソナ設計には、性別・年齢・職業・趣味など、ターゲット層の特徴を明確にすることが重要です。
また、ペルソナを設定した上で、その人たちが抱える問題や課題を洗い出し、それに対する解決策を見つけることが必要となります。
これらの情報を把握することで、ターゲット層のニーズや関心事を把握し、その人たちがどのような情報を求めているのかを理解することができます。
そのため、ウェビナーマーケティングにおいては、事前にペルソナ設計をすることが、ターゲット層に響くコンテンツを作り上げるために重要なステップとなります。
2.配信結果を定量的に分析する
ウェビナーの長期的な戦略を策定するには、開催後にデータを分析することが必要です。
以下の項目を踏まえて、ウェビナーの結果を定量的に測定しましょう。
・コンテンツの閲覧履歴
・参加者の滞在時間
・アーカイブの視聴履歴
・アンケート結果
これらのデータを分析することで、コンテンツや形式の改善、顧客育成につながります。
また、参加者に情報提供する際にも役立ちます。
例えば、滞在時間やアンケート結果を基に参加者の興味や関心を分析することで、参加者が求めている情報を的確に提供することができるでしょう。
3.ウェビナーの後のフォローアップを行う
ウェビナー終了後は、参加者に対してフォローアップを行うことが重要です。
具体的には、参加者に対して感謝のメールを送る、ウェビナーの内容をまとめた資料を送る、アンケート調査を実施するなどの方法があります。
これらのアプローチによって、参加者との信頼関係を深め、ビジネスチャンスを生み出すことが可能です。
また、フォローアップによって、参加者が持つ問題やニーズを把握することができ、今後のマーケティング戦略に役立てることができるでしょう。
ウェビナーマーケティングを上手に活用しよう
本記事では、ウェビナーマーケティングの概要や配信方法、メリット、成功に必要なポイントを解説しました。
まずは、自社に最適なウェビナーマーケティング戦略を立て、事前にペルソナ設計をすることが大切です。
その上で、配信結果を定量的に分析し、改善点を見つけてPDCAサイクルを回す必要があります。
最後に、ウェビナー後にフォローアップを行い、見込み顧客との関係を深めましょう。
ぜひ、今すぐウェビナーマーケティングを活用して、ビジネスの成長につなげてください!
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