(※この記事は、2023年6月30日に更新されました。)
「次のプレゼンに向けて話し方のコツを知りたい!」
「ビジネスパーソンとして上手なプレゼンができるようになりたい!」
このようにお考えの方はいませんか?
本記事では、プレゼンテーションを成功する上で重要とされる話し方のコツを10選ご紹介します。
今回紹介するプレゼン話し方のポイントを意識して、ビジネスパーソンとして持っていたいプレゼンスキルを手に入れましょう!
ぜひ最後までお読みください。
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目次
プレゼンに重要なデリバリースキルとは?
Ivy college of businessによると、デリバリースキルとはつまりプレゼンなどでオーディエンスに向けて何かを伝える際に必要になるスキル、話し方のことです。
・効果的なアイコンタクト
・声の大きさ
・話すスピード
・声のトーン
・ボディランゲージ
・言葉の選び方
・プレゼンターの見た目
などによって構成されます。
聞き手にプレゼン下手だなと思われてしまう原因4つ
ここでは、聞き手に下手だなと思われてしまうプレゼンテーションの特徴を4つご紹介いたします。
1. 口調や声の使い方
緊張で早口になってしまい、聞き手がついていくことができない速さで話したり、音程や抑揚のない声で話すと聞き手が話に興味を持たなくなってしまいます。
このような失敗を避けるためには、自信を持って大きな声でゆっくりと話しをすることを心がけたいですね。
2. ボディランゲージや表情
またまた、緊張で不自然に固まってしまったり、表情が硬直しているとプレゼンの内容が面白くても面白くなさそうに見えてしまい、聞き手が興味を失ってしまいます。
話の内容をわかりやすく伝えるには、表情にも注意して話すようにしましょう。
3. 論理的でない
主にプレゼンテーションの準備不足により、プレゼンのポイントががまとまっていない、論理的に構成されていない場合に話をすると、聞き手は言いたいことがなんなのかわからなくなってしまいます。
プレゼンテーションの前にしっかりとポイントをまとめて、無駄に話を詰め込まずわかりやすく話せるように準備をしましょう。
4. コミュニケーションに欠ける
自分のプレゼンに集中してしまい聞き手を無視して話してしまうと聞き手は興味を失います。
アクティブラーニングのように、聞いている側もプレゼンに参加できるように反応や質問に対応しながら話すことができると聞き手を惹きつける話し方をすることができます。
プレゼンを成功させる話し方のコツ10選
プレゼンテーションを行う上でのポイントは数多くありますが、本項目ではプレゼンを成功させる話し方のコツ10選をご紹介します。
以下で解説する10のコツをおさえて、プレゼンテーションのレベルをさらに上げていきましょう。
①基本はゆっくり大きな声で!焦ったら間を意識
より聞き手に伝わるプレゼンテーションをする上での基本は、話す声の大きさとスピードです。
大きな声でゆっくりと話すことを意識してみましょう。
基本的なことですが、プレゼン発表の場になると緊張して忘れてしまうこともありますよね。
それでも、ゆっくりはっきりと話す意識を持っていれば、聞きやすく好印象になることは間違いないでしょう。
声が小さいと聞き取りづらいのは当然ですが、熱が入り声量が上がりすぎてしまうという方も注意が必要です。
その場に合わせて、聞き取りやすい声の大きさで話すよう心がけでみましょう。
また、話の速度ですが、「一文話したら少し間をとってから次の文」という意識を持つとよいでしょう。
焦ってしまったとしても、あわてて「えっと」「あの〜」と空白を埋めるのではなく、落ち着いて話すと間が生まれて堂々とした印象になります。
②つかみは自己紹介からでもOK
つかみはプレゼンテーションの印象を大きく左右するとも言われます。
こう聞くと、「面白いつかみなんてできない!」と身構える方もいるかもしれません。
そのような方にも使えるのが、自己紹介から無理せず聞き手の親近感を得る方法です。
まずはプレゼンのはじめにしっかりと名乗ります。
他に加えられる項目としては、
・出身地
・所属部活動
・最近の趣味
・好きな本、映画
・好きな食べ物
などを話すことで、より聞き手は親近感を得られます。
その人のパーソナリティを知らないよりも知っている方が、話す内容に興味が持てるからです。
また、プレゼンをする相手によって話す内容を選べるとさらによいでしょう。
相手に合わせた内容を話すことで、「類似性の法則(共通点が多いと親近感を持つ心理)」の効果も期待できます。
③わかりやすい言葉で伝える・専門用語に注意
プレゼンテーションの場面で陥りがちなのが、専門用語を使ってしまうケースです。
相手にもよりますが、なるべく難しい用語を避け伝わりやすい表現を心がけるとよいでしょう。
伝わらない専門用語を連発すると、聞き手は用語の意味がわからずプレゼンの内容が頭に入らなくなってしまいます。
プレゼンを聞く側が必ずしも自分たちと同じ知識レベルとは限りません。
聞き手の知識に合わせて、難しい用語をわかりやすく変換するなど配慮しましょう。
④資料の文字を追うのではなく結論から伝える
プレゼンテーションの場においても、「要点・結論から話す」という意識は重要なポイントです。
プレゼンテーションでは作成した資料の文字を追って話しがちですが、聞き手の理解度が下がるおそれもあります。
スライドの資料には、文字を詰め込みすぎずに内容の理解を深めるための絵や写真、ポイントの箇条書きなどを載せるようにしましょう。
また、スライド資料には結論や要点をのせ、補足や詳細を話すまたは追加のスライド資料を作成するといったような工夫をすると、聞き手に伝わりやすく話すことができます。
⑤体験を織りまぜてイメージしやすく
時には、資料のデータによる話だけではなく、自身の体験を織りまぜて話をするとよいでしょう。直面した体験を話すことで、聴き手に内容をよりイメージしてもらいやすくなるのです。
また、理論的な話よりも身近に感じてもらいやすいため、聞き手を引き込む効果も期待できます。
各スライドで体験を語るというわけではなく、効果的なタイミングで発表に織り込んでいくとよいでしょう。
⑥持論を伝える時は聞き手の意見も考慮して
プレゼンテーションの中で持論や意見を伝える場合は、聞き手の意見も考慮しましょう。
なぜなら、聞き手が異なる意見を持っていた場合、言い切られると自分の意見が否定されたと感じてしまう人もいるからです。
結果としてプレゼンに対する満足度が下がり、今後の商談に影響する可能性もあります。
このような場合は、一言前置きしてから意見を展開するとよいでしょう。
たとえば、「いろいろな意見があると思いますが」「これは一つの考えですが」などです。
次の項目でもお話ししますが、プレゼンも聞き手とのコミュニケーションが大切です。
聞き手に配慮することで、よりよい関係を築けます。
⑦聞き手とのコミュニケーションを意識する
プレゼンテーションをする上では、聞き手の目を見て話すなど、コミュニケーションを意識することも重要なポイントです。
一方的に文字を読み上げるよりも、時々、聞き手の目を見て話した方が相手の印象に残るのではないでしょうか。
また、プレゼンの合間に「どう思われますか?」などと語りかけることで聞き手も退屈せず、より有意義な時間を演出できるでしょう。
プレゼンを始める前に、アイスブレイクなどのアクティビティを行うことも、その場を和ませ、良い雰囲気を作るためにおすすめです。
アイスブレイクについては、「イベントが盛り上がる!自己紹介系アイスブレイクネタ10選!」をご覧ください。
⑧予告で理解しやすい環境を作る
結論から話すことを意識するだけでも聞き手の理解度は高まりますが、さらに「予告」を効果的に使うとより相手に伝わりやすいプレゼンを実現できます。
たとえば、いくつかの事例やポイントがある場合は、
「ポイントは、◯◯と、✕✕と、△△です。」と話すよりも、
「ここで、【5つのポイント】を紹介します。1つめは〜」と予告した方が伝わりやすくなります。
聞き手としては、これから何についていくつ話すのか知らされていた方が内容に集中できるというわけです。
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⑨具体的なデータや数字で説得力アップ
プレゼンテーションの説得力を支えるのが、データや数字です。
統計データや前年比データを効果的に用いて説明することで、聞き手はその内容に対してはっきりとイメージでき、より納得できるようになります。
たとえば、「多くの人が〜と言っています」よりも
「100人にアンケートを行った結果、90人が〜と答えました」
という具体的な内容のほうが説得力がありますよね。
そして、スライドにグラフや表などを加えるとより分かりやすくなります。
具体的な数字やデータを用いて表現できる内容があれば、積極的にプレゼンに取り入れていきましょう。
プレゼンの資料作成には、Canva(キャンバ)がおすすめです。
⑩堂々と話すためには準備も大切
プレゼンテーションでの話し方のポイントで重要なのは、なにより「堂々と話す」ことです。
準備や練習が不十分だと、緊張してしまう原因にもなります。
堂々と話すための自信がないという方は、しっかり準備と練習をしましょう。
プレゼンの練習をたくさん行うことで、自信にもつながります。
この Ted talk には、とても参考になるプレゼンターがたくさんいます。
このプレゼンターの方々の話し方を目指して練習してみてはどうでしょうか?
「具体的にどのような準備をすれば良いかわからない!」
という方は、次の章を参考に練習してみてください。
プレゼンを成功させるための準備3つ
1. プレゼンをする聴き手について知っておく・調べておく
プレゼンテーションの聞き手について知っておくことで「聞き手に伝わりやすい言葉選び」ができます。
また、つかみの部分でも相手に合わせた話題を選べるため、より聞き手を惹きつけられるでしょう。
2. 質問を想定し、それに対する答えも用意しておく
プレゼン当日、どのような質問をされる可能性があるのか考えて準備しておくと、慌てることなく対応できます。
さらに、質問を想定する流れでプレゼンの改善点を発見できるかもしれません。
3. リハーサルを行う
上手なプレゼンをするためには経験が必要ですが、すべての人が多くのプレゼン経験を積めるとは限りません。
しかし、プレゼンの経験を積めなくても、リハーサルなら何度も行えます。
上記で説明したように、聞き手の目を見て話すためには、リハーサルで原稿をある程度頭に入れる必要があります。
また、しっかりと事前に準備しておくことで、自信にもつながります。
前を向いて堂々と話せすことで聞き手にもプレゼンに興味を持ってもらうことができるでしょう。
リハーサルの有効な方法としては、他の人に練習を見てもらうというものがあります。
フィードバックをもらい、改善していくのがよいでしょう。恥ずかしいという方は、練習を動画に撮って見直してみてください。
ただ練習するよりも改善点を見つけやすいのでおすすめです。
話し方のコツをおさえてプレゼンを成功させよう
人前でのプレゼンは緊張してしまって苦手だという方もいると思いますが、話し方のポイントをおさえてリハーサルを重ねることでプレゼンを成功させることができます。
ぜひ、今回紹介した10のプレゼンテーションのコツのうち、取り入れられそうなものから実行してみてください。
最後に、セミナーやイベントを企画している方におすすめのイベント運営・管理ツールの Doorkeeperをご紹介します!
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