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ファンコミュニティとは?メリットや成功事例、おすすめサービスを紹介!

Doorkeeper スタッフ
Doorkeeper スタッフ

31 May 2023

(※この記事は、2023年6月30日に更新されました。)

「ファンコミュニティの始め方がわからない!」

「ファンコミュニティって何のために必要なの?」

こんな疑問を抱えている方もいるでしょう。

近年では企業がファンコミュニティを運営するケースも増えており、なかにはファン数の増加や顧客満足度の向上、売上アップにつなげている企業もあります。

一方でやみくもにコミュニティを作っても、ファンコミュニティの意味や目的を理解していなければ、思うような成果は出せません。

そこで今回はファンコミュニティの意味や目的、運営のポイントなどを、成功事例を交えてご紹介します。

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ファンコミュニティとは双方から情報発信できる場

ファンコミュニティとは

ファンコミュニティとは、特定のものに対する熱心なファンが集まる場のことです。

コミュニティマーケティングとしてファンコミュニティを導入するケースがあります。

「ファンが集まる場」というと、ファンクラブを連想するかもしれませんが、ファンクラブは主催者側からファンに対する情報発信がメインであり、逆方向の情報発信はありません。

一方でコミュニティは、運営者とファンのそれぞれが情報発信することができます。

コミュニティマーケティングを行うことで顧客のロイヤリティを向上させたりマーケティングやセールス費用を削減できたりと様々なメリットがあります。

ファンコミュニティとSNSの違いは何?

ファンコミュニティとSNSの違いは何?

ファンコミュニティとSNSはどちらも参加者、コミュニティメンバーが交流を行う場です。

しかし、SNSはファンコミュニティが活動する場になることもできます。二つの主な違いは以下の通りです:

【目的】

SNS)SNSは一般的に個人や団体、企業などが友人や同じ興味を持つ人と繋がるためのプラットフォームです。

ファンコミュニティ)ファンコミュニティとは、企業や商品のファンが集まって情報交換や交流をするための場です。

【コミュニティのメンバー】

SNS)SNSには個人から企業までさまざまな人が参加しており、自分が興味のあるコンテンツを自由に投稿、閲覧しています。

ファンコミュニティ)一般的に、ファンコミュニティによって共通の興味や共通のものや人を支持する人が集まります。

【コンテンツの種類】

SNS)SNSでは、誰でも自由に好きなものを投稿できることから、実に幅広いトピックのコンテンツが存在します。

ファンコミュニティ)一方でファンコミュニティでは、コミュニティによって共通の興味や支持の対象に関するコンテンツが一般的です。

【コミュニケーションの方法】

SNS)SNSでは、フォローやいいね、コメントなど投稿されたコンテンツに対してリアクションをする方法が一般的です。

ファンコミュニティ)一方でファンコミュニティではコミュニティメンバー同士が交流やディスカッションを行う場合があります。

ファンコミュニティは2種類に分けられる

ファンコミュニティは運営形態によって、大きく2種類に分けることができます。どちらも主催者とファンの交流を目的としていますが、違いもあるので見ていきましょう。

1. 多くの芸能人も利用している「ファンコミュニティサービス」


ファンコミュニティサービス

ファンコミュニティサービスはファンコミュニティ用のプラットフォームを指し、多くの芸能人にも利用されています。

ファン同士が交流するための掲示板や、主催者とファンがチャットを通してやりとりできる生配信など、コンテンツの種類が豊富です。

ファンは利用料を支払い、コンテンツや主催者との交流を楽しみます。

従来のファンクラブと似た側面もありますが、双方向の交流ができる点が大きな特徴です。

また主催者はプラットフォームを提供している企業に手数料を支払いますが、なかには手数料が無料のものもあります。

ただその分機能に制限があることもあるので、事前にチェックが必要です。

2. 企業が運用する「ファンコミュニティサイト」


ファンコミュニティサイト

企業が運営するファンコミュニティは、ほとんどがファンコミュニティサイトと呼ばれます。

プラットフォームの利用と違って手数料が発生しないため、ファンは無料で登録できるケースが多いです。

コンテンツの種類は企業によってさまざまですが、たとえば以下のものがあります。

・ファン同士が交流する掲示板

・商品へのレビューや口コミの投稿

・料理レシピの紹介

・モニター調査

そのほかコメントや投票をすることでポイントがもらえたり、商品を試すことができたりと、ファンに対する特典が用意されていることもあります。

企業がファンコミュニティを作る3つの目的

ファンコミュニティを作る際は、「何のために作るのか」という点を明確にしておきましょう。

企業がファンコミュニティを作る目的は、主に3つあります。

1) ユーザーニーズや改善点を知る


1) ユーザーニーズや改善点を知る

商品開発や改良のため、ユーザーニーズや改善点を知ろうとファンコミュニティを導入する企業も多いのではないでしょうか。

たとえ社内でよく練られた企画であっても、ユーザーニーズと合わなければ、その商品やサービスは売れません。

ユーザーの声を聞くためにアンケートを実施することもありますが、大きな手間やコストがかかってしまいます。

その点ファンコミュニティがあれば、掲示板やレビュー機能を使って直接ユーザーの意見を聞くことができるのです。

ユーザーニーズや改善点が把握できるため、商品開発や改善に役だでることができます。

2) LTVを向上させる


2) LTVを向上させる

ファンコミュニティを作る目的の2つめは、LTVの向上です。

LTVとは「顧客生涯価値」の意味で、LTVの高さは「商品を継続して使ってくれている」ということを表します。

企業にとっては新規の顧客をつかむことも大切ですが、すでにファンとなっている顧客を手放さないことも大切です。

ファンコミュニティを通してファンの興味や関心を引き続ければ、より長く企業のファンでいてくれるでしょう。

3) ファン同士の交流を促進する


3) ファン同士の交流を促進する

ファン同士の交流促進も、ファンコミュニティを作る目的の一つです。

ファン同士の交流を促進することで、以下のようなメリットがあります。

・商品やサービスに対する愛着度が高まる

・ファンの口コミがきっかけで新たなファンが増える

・ファン同士で疑問を解決しあい、カスタマーサポートの負担が減る

実際多くのファンコミュニティサイトには、ファン同士が交流できる掲示板機能がついています。

ここまでファンコミュニティサイトの目的を3つ挙げましたが、企業にとって最大の目的は売上アップです。

そしてファンコミュニティサイトをうまく運営すればコミュニティマーケティングにつながるため、結果として売上アップが目指せます。

おすすめファンコミュニティサービス3選

ここでは、おすすめのファンコミュニティサービスを3つご紹介いたします。

ファンコミュニティサービスとは、ファンコミュニティを構築するためのプラットフォームを提供しているサービスのことです。

1. Doorkeeper(ドアキーパー)


Doorkeeper

ワークショップやウェビナー、その他イベントを通してコミュニティを成長させたいという企業におすすめのファンコミュニティサービスです。

Doorkeeperには、今までイベントを開催したことがない!コミュニティを運営したことがない!という方をサポートしてくれる機能がたくさん詰まっています。

主な機能:

・コミュニティ内のメール一斉送信機能

・管理者権限機能

・イベント分析機能 

・サブスクリプション

・フォトギャラリー など

コミュニティの開設と初回のイベント開催は無料で行うことができます!

Doorkeeperでファンコミュニティを無料で開設しましょう。

Doorkeeper導入事例 Re:Creator's Kansai

→Doorkeeper導入事例はこちら

2. commmune(コミューン)


commmune

ファンコミュニティをオンライン化したい、コミュニティの活性化ができないという企業におすすめのファンコミュニティサービスです。

commmuneの主な機能は以下の通りです:

・メール配信機能

・イベント管理

・ナレッジベース

・Q&A

・コミュニティ運営サポート など

このサービスは、アプリも提供しているためファンのスマホにアイコンを表示させることができます。

オンラインでファンコミュニティを運営したい方はぜひ導入を検討してみてください。

3. fanicon


fanicon

このサービスの主な機能には

・ファンコミュニティ内投稿

・ファンが交流できるチャット

・スマホからライブ配信

・掲示板 などがあります。

また、収益を増やすためのスクラッチやスタンプ、ウェブショップなども提供しています。

こちらのサービスも導入コストは0円です!

ファンコミュニティ運営を本格的に考えている方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ファンコミュニティの構築方法5ステップ

ファンコミュニティ構築の5ステップ

次に具体的なファンコミュニティの構築方法5ステップをご紹介します。

1. 目的を明確にする


コミュニティを運営していくにあたって、大切なのは明確な目的と方向性です。

ファンでコミュニティを構築することで達成できるものが良いでしょう。

目標を明確にすることで、その目標を達成するためのコミュニティの活動を計画することができます。

2. ファンコミュニティの理想的な参加者を知る


次に、どんな人に参加者になってもらいたいかを考えます。

参加者は目的をもとに考えることができます。

具体的には、

・どんなターゲット層が参加してくれそうか

・どの層のエンゲージメントが高いか

・どの年齢層が理想的か

などを考えることができます。

参加者を知ることでどのようにアプローチしていくべきか、どのようなコンテンツを提供するべきかなどの計画を立てることができます。

3. プラットフォームを決める


次に、ファンコミュニティのプラットフォームを決めます。

コミュニティの活動を行うプラットフォームとして以下のような場所が考えられます:

・SNS

・ウェブサイト

・メールマガジン

【SNSの場合】


特に、ファンコミュニティを立ち上げたばかりの時で継続的に運営をしていくかまだ未定である場合は、まずSNSを通してファンを見つけることをおすすめします。

FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSは、無料でページを開設することが可能です。

さらに、適切なハッシュタグまたは独自のハッシュタグを利用することでファンに見つけてもらいやすくなったり、自社の商品を宣伝してもらったりすることができます。

【ウェブサイトを作る場合】


ウェブサイトの運営はSNSよりもコストがかかります。

しかし、ファンが集まるユニークな場所を提供することができる、企業が好きなようにカスタマイズすることができるというメリットがあります。

【メールマガジン】


メールマガジンは、ファンに新着情報や商品のお知らせを配信するのにぴったりなプラットフォームです。

さらに、メールアドレスの取得しているということはすでに企業のサービスや商品に興味を持ってくれている人であるという意味なので継続的な情報配信が可能です。

しかし、メルマガの場合、参加者同士のコミュニケーションの場がないため、他のプラットフォームと組み合わせて使うことも良いでしょう。

4. コンテンツの作成


次にファンコミュニティを活性化するためのコンテンツを作成します。

コンテンツは、ファンコミュニティの目的にもよりますが参加者とのコミュニケーションを通して参加者の声をどんどん反映させましょう。

また、企業にとってもファンにとってもメリットのあるコンテンツを提供できればベストです。

例えば、プロダクトの使い方についてわからないことを質問しあえる場を提供することで

ファンは問題を解決でき、企業はカスタマーサポートのコストを削減することができます。

5. 参加者の募集


次にコミュニティへ参加してくれる人を募集します。

参加者は商品のコアなファンだけではありません。

例えば、少し商品に興味のある人やファンコミュニティのコンテンツで扱うトピックに興味のある人などもコミュニティへ参加することでファンへ成長させることができます。

コミュニティメンバーを募集するには、SNSで拡散したりウェブサイトへブログにメールアドレス登録フォームを設置したりが考えられます。

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コミュニティマーケティングを行う際のポイント2つ

ファンコミュニティを運営する際の注意点

ファンコミュニティを導入する際に気をつけるべきポイントを2つご紹介します。

1. コミュニティに対して売ってはいけない


ファンコミュニティの一番の目的は、売上を出すことではありません。

そのためコミュニティに対して商品やサービスを販売するのは、やめたほうがよいでしょう。

場合によってはファンの信頼度や愛着を損なう可能性もあります。

2. ファンの意見を大切にする


またコミュニティ内において、コミュニティ運営者>ファンの関係にならないように注意してください。

運営者とファンが一体となってコミュニケーションを取る場なので、運営者が引っ張りすぎるのではなく、ファンの意見も大切にしましょう。

また、コミュニティの理想型は自走するコミュニティですので運営者がいないと回らないというコミュニティにすると企業にとってもデメリットになります。

ファンコミュニティの成功事例2つ

ここではファンコミュニティの成功事例を2つご紹介します。

業種が違っても運営方法は変わらない部分もあるので、ぜひ参考にしてください。

1. ファンとのコミュニケーションを大切にした「&KAGOME」


&KAGOME

引用:みんなとカゴメでつくるコミュニティ &KAGOME(アンドカゴメ)

カゴメが2014年に顧客構造を調査したところ、「上位2.5%の顧客で30%の売上を占めている」という結果が出たそうです。

そこからコアなファンを大切にして売上を伸ばす戦略へ切り替え、ファンコミュニティサイトを立ち上げました。

「&KAGOME」はファンとのコミュニケーションが盛んで、魅力的なコンテンツも多いです。

カゴメ便り:スタッフからの情報発信

おいしいレビュー:商品に対するレビューや感想

パシャリポ:ファンからの投稿、コメントや「いいね」も付けられる

トマコミ:トマトの苗を植えて育てるコミュニティ

カゴメ側からの情報発信も多く、ファンを飽きさせない工夫がされています。

2. ユーザーからの発信も盛んな「マイネ王」


マイネ王

引用:mineo(マイネオ)コミュニティサイト - マイネ王

mineoはモバイル通信市場のなかでは、後からでてきた企業です。

その不利をなくすため、「ファンと一緒にmineoにしかできない価値を創っていく」という思いからファンコミュニティサイトを立ち上げました。

マイネ王の特徴は、ファンが意見を発信するコンテンツが多い点です。

Q&A:スマホの使い方を教え合う

掲示板:ファン同士の交流

アイデアファーム:マイネオをよくするためのアイデア発信

このほかにもファンが講師を勤める「格安スマホ相談会」があったり、混雑緩和のために通信を分け合う「ゆずるね。」プロジェクトが開催されたりと、オリジナリティに溢れた企画が豊富です。

3. 大島椿ファンプログラム


3. 大島椿ファンプログラム

1927年創業の椿油専門メーカーの運営する、大島椿の商品ファンコミュニティです。

コミュニティに参加することで、製品についての感想や意見を投稿できたり、悩みや相談をスタッフや他のファンに相談できたりします。

また、チャレンジ企画に挑戦してポイントを貯めていくというコンテンツもあるようです。

その他特典:

商品などのモニター体験

ファン限定座談会やイベントへご招待

新商品やキャンペーンのご案内

今すぐファンコミュニティを育てよう!

ここまで企業主体のファンコミュニティサイトを中心に、ファンコミュニティの意味や目的、運営ポイントや成功事例について解説しました。

ファンコミュニティは主催者とファンが共に情報発信できる場であり、うまく運営すれば多くの効果が得られるでしょう。

一方で「コミュニティを作りたいけれど、自社のツールでは難しい」

という方には、コミュニティ作成ツールのDoorkeeperがおすすめです。

双方向のコミュニケーションがとれるだけでなく、オンラインイベントの作成も簡単にできますよ。

ぜひファンコミュニティを作り、ファンとのコミュニケーションの場として活用しましょう。

おすすめ記事:【2023年最新版】イベントマーケティング完全攻略ガイド

おすすめ記事:コミュニティマーケティング事例5選!メリットとおすすめツールも紹介

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