(※この記事は2023年6月29日に更新されました。)
最近はSNSでも、個人がイベントやセミナー、ワークショップなどを開催する告知が増えてきました。
本記事は、
「受付業務の効率化をしたい!」
「次のイベントに向け電子チケットを作りたい!」
という方に向けて書かれています。
イベントやセミナーなどで便利に使えるデジタルチケットについて、メリットや無料作成サービスを解説いたします。
効果的に活用するコツをたくさんご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください!
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目次
デジタルチケット(電子チケット)とは
デジタルチケットとは従来の紙のチケットをデジタルデータにし、スマホで管理できるようにしたチケットのことです。
オンラインチケット、電子チケットなどとも呼ばれます。
紙のチケットに比べて多くのメリットがあるため、近年導入が急速に進んでいます。
消費者庁の2019年の資料によると、チケットをオンラインで購入した人のうち50.8%がデジタルチケットを利用したと回答しました。
50歳以上の使用率は26.9%に留まるものの、20代、30代の6割以上が使用経験があり、若い世代を中心に普及している現状が分かります。
デジタルチケットの普及が進む理由について、利用するメリットを開催者、参加者両方の観点で見ていきましょう。
デジタルチケットの種類は?
デジタルチケットには、
・QRコードやバーコードを利用者が持ち施設スタッフなどが読み取るもの
・スマートフォンの特定の画面を見せて施設スタッフがスタンプを押すものなどがあります。
また、QRコードやバーコードのデジタルチケットは期間限定のものもあり、期限を過ぎてしまうと利用できなくなります。
以下は、主なデジタルチケットの種類です:
1. イベントの入場券
映画やコンサート、スポーツイベントなどのデジタルチケットです。
客はQRコードなどを入場スタッフに見せることで読み取りを行い入場することができます。
2. 交通チケット
交通チケットは、ICカードのように公共交通機関の乗車券のデジタルチケットです。
改札の読み取り部分にスマートフォンをかざすと読み取ってもらえます。
3. 商品券
書店やスーパー、コンビニなどで使えるギフトカードや商品券のデジタルチケットです。
有名なものでLINEの友達にプレゼントできるデジタルチケットがあります。
LINEのデジタルチケットも期限内に使わないと使えなくなってしまいます。
4. 航空券やホテルのチケット
ネットで航空券やホテルを予約すると予約の確認書とともにデジタルチケットがメールで送られてきます。
デジタルチケットのスクリーンショットを受け付けていない施設もあるようですが、航空券に関してはスクリーンショットでも搭乗することができます。
また、コロナ関連の手続き完了を示すための画面などもスクリーンショットが受け付けられています。
海外の空港などではネットに繋がっていない場合があることが配慮されているのでしょう。
【開催者編】デジタルチケットを利用するメリット3選
イベント開催者は、デジタルチケットを利用するとさまざまなメリットが受けられます。
本項目では、開催者のメリットを3点ご紹介します。
1. ペーパーレス
ペーパーレス化は、SDGsへの観点からも関心の高まっている課題です。
郵便物の内容をデータで確認できるクラウド郵便サービスなどペーパーレス化の取り組みは様々な企業で進んでいます。
チケットに関しても、紙ベースをやめてデジタルチケットを利用すると、印刷代や用紙代、保管場所代、発送料金などの費用がかかりません。
2. 参加者管理がしやすい
チケットの作成や販売をデジタル化するため、システム上に参加者数や参加者のプロフィールなどのデータを蓄積しやすい特徴があります。
また、イベント当日は様々な事務作業を効率よく行う必要がありますが、デジタルチケットを利用していると、当日の受付もスムーズに行なえます。
また、抜け漏れの無い参加者管理が行ないやすいという利点があります。
3. イベント後も販促につなげやすい
参加者のデータがシステムに蓄積されていると、イベント後もメリットがあります。
イベント後にお礼メールを送付したり、その後のビジネスにつなげたりするにも、デジタル化された参加者のデータは有用です。
売上データの分析やSNS連携、アンケートの実施など、イベントを開催した効果をより高めることができます。
イベント後の販促にデータを最大限に活用できることは、大きなメリットであるといえます。
【参加者編】デジタルチケットを利用するメリット3選
デジタルチケットを利用することは、イベント参加者にとっても大きなメリットがあります。
本項目では、参加者の視点から、デジタルチケットを利用するメリットを3点ご紹介します。
1. 手軽に購入できる
紙のチケットの場合には実店舗で購入するのが一般的なため、購入場所や時間帯などに制約がある場合がほとんどです。
デジタルチケットであれば、基本的にはインターネット経由で購入が完了するので、いつでも好きな時間に購入できます。
決済方法も、従来のクレジットカードやコンビニ払いに加えて、各種Payサービスなどの電子決済に対応しているケースが多くなっています。
手軽さという観点では、紙のチケットよりデジタルチケットの方が優れているといえるでしょう。
2. スムーズに入場できる
紙のチケットの場合には、係員の確認や入場処理に時間がかかり、入場時に混雑してなかなか入れないことがありました。
デジタルチケットであれば、スマホを機械にかざすなどで即座に入場の処理が完了するため、スムーズに入場できます。
また、非接触型の読み取り機を導入しているケースも多く、人と対面しての接触を極力減らせる点も魅力です。
3. チケット忘れや紛失が少ない
スマホは肌身離さず持ち歩く人が多いツールです。
イベントに合わせて特別にチケットを持参しなくても、スマホをいつも通り持っているだけで入場できるのは利点です。
紙のチケットだと自宅で紛失したりイベントに持っていくのを忘れたりする人でも、スマホはほとんど忘れる心配がありません。
一度アカウント登録をしておけばアプリ上にデータが残る場合が多く、仮にスマホを紛失しても、チケットデータは引継ぎが可能なケースがほとんどです。
参加者はチケットの在りかを常に気にする必要がなく、気軽にイベントに参加できます。
無料で作れる!デジタルチケットの作成サービス5選
イベント開催時に便利に使えるデジタルチケットですが、作成するためのサービスも様々な企業が展開しています。
本項目では、デジタルチケットを無料で作れるサービスを5つ、厳選してご紹介します。
1. Doorkeeper
Doorkeeper を通してイベントを開催することで、QRコードチケットを発行することができます。
イベント当日に参加者のQRコードを受付で読み取るだけで出欠状況がデータ化され管理の効率化を図ることができます。
初回のコミュニティ作成とイベント開催は、無料ですのですぐにでもイベントの準備を始めることができます!
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2. Live Pocket
Live Pocket には、イベントページの作成やSNS・メールでの告知、チケット販売状況等の分析やレポート作成などの機能があります。
初期導入費用、月間維持費用、イベント登録料などはすべて無料で、販売や振込の手数料のみ負担する形となります。
3. teket
teketも他のサービスと同様に、イベントページ作成、電子チケット販売、顧客分析や各種決済の機能を備えています。
リアルイベントとライブ配信をまとめて管理、販売できたり、BASEと連携したグッズ販売やギフト機能など、アーティストを応援する機能も充実している点が特徴です。
4. パスマーケット
パスマーケットは、初期費用、固定費、システム手数料は全て0円、無料チケットならチケット販売手数料も0円と利用しやすい料金体系が特徴です。
先着・抽選・スピードくじ販売や割引コード発行など、チケット販売方法や決済方法が多彩な点も大きな魅力となっています。
5. STORES
STORESは、ネットショップ作成ツールと連動しているためか、モノづくりを得意とするショップオーナーがワークショップの開催などに使用する例が多いようです。
初期費用や機能の利用料は0円で、決済手数料は3.6%から5%、発券手数料は2%がかかります。
無料チケットであれば決済や発券の手数料も0円で利用できます。
イベントページ作成、メルマガやSNSでの告知配信、事前決済機能など様々な機能が利用できます。
まとめ:デジタルチケット活用でイベント開催を成功させよう
本記事では、デジタルチケットを利用するメリットを解説し、デジタルチケットを無料で作れるサービスをご紹介しました。
デジタルチケットの作成サービスは多数展開されているので、機能に着目しながら利用してみてください。
デジタルチケットは近年導入が進むチケットの形態です。
スマホだけでチケット購入から入場まで完結できるため、主に若い世代を中心に普及が進んでいます。
デジタルチケットを利用すると、イベントの開催者にも参加者にもメリットがあるため、イベント開催時には活用すると良いでしょう。