(※この記事は、2023年6月29日に更新されました。)
イベントの進行役である司会者を任されると、責任重大に感じますよね。
本記事は、
「人前で話すことが苦手だ...」
「司会なんてやったことない!できない!」
という方のために、イベントの司会を務める際のコツ12選を紹介します。 準備編と当日編に分けて具体的に解説しましたので、参考にしていただけると幸いです。
本記事で司会のコツ・ポイントを押さえて、イベントを成功に導きましょう!
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目次
イベント司会進行の役目とは?
イベントにおける司会進行の主な役割は、「舵取り」と言われています。 進行スケジュールに沿ってイベントを時間通りに進めていくのが司会です。
もしも司会がいなかったら、そのイベントはどうなるでしょうか?
おそらく、参加者同士で話し合いながらなんとか進めることにはなると思いますが、スムーズにはいかないでしょう。
イベント司会者に必要なスキルは?
そんな重要な司会進行役ですが、舵取りを務めるためにはしっかりとした「タイムマネジメントスキル」が必要です。
一方で、話し上手である必要はあまりありません。
なぜなら、台本を準備しておけば良いからです!
司会役は参加者の空気を読みつつ、舵取りに努めましょう。
イベント司会コツ6選!【準備編】
イベントの司会者を滞りなく務めるためには、事前の準備が重要です。
事前準備をしっかりとしておくことで、当日の司会進行の難易度をぐっと下げることができ、スムーズにイベントを行えます。
特に人前で話すのが苦手という方は、準備に時間をかけてみましょう。
主に準備しておくべきポイントは、以下の6つです。
時間配分を考える
当日の挨拶文などをまとめておく
トラブルの対処方法を決めておく
事前にイベントのトピックをリサーチをする
事前にイベント参加者のリサーチをする
登壇者の名前を覚えておく
以下の項目で具体的に解説しています。
司会準備のコツ①時間配分を考える
司会を務めるにあたって重要な準備は、時間配分を考えておくことです。
司会に求められる大きな役割の一つは舵取りのため、時間通りにイベントを進める必要があります。
まずは、イベントでどのような催しが行われるか把握しましょう。
その後、各所でかかる時間を計算します。
たとえば、以下のような項目について考えてみましょう。
1つのコーナーにかかる時間
各登壇者の所要時間
これらの時間についてできるだけ明確に計算しておくと、当日進行しやすくなります。
また、当日にステージなどに置く登壇者用の時計を準備しておきましょう。
このように、時間配分を明確にしておくことで、イベントを時間内に完了することができます。
司会準備のコツ②当日の挨拶文などをまとめておく
当日の挨拶文などをまとめておくと、話すのが得意でない方も安心です。
何も用意せずに話せるという方もいるかもしれませんが、挨拶などはあらかじめ台本にまとめておくとよいでしょう。
また、台本づくりの際には、少し大きめの文字を使うのがおすすめです。 なぜなら、当日緊張していると追っていた文字を見失ってパニックになってしまうこともあるためです。
文字を大きめにしておくと格段に読みやすくなり、見失う確率も下がります。
さらに、台本には時間配分で考えた進行スケジュールも記載しておくとよいですね。
台本ができたら、練習もしておくとよいでしょう。 録画・録音などを行うと自分の癖を把握・改善できるため、そちらもおすすめです。
話し方のコツを詳しく知りたい方は、プレゼンテーションのコツ10選をご覧ください。
司会準備のコツ③トラブルの対処方法を決めておく
一通りの準備ができたら、イベント当日に起こりうるトラブルの対処方法を決めておきましょう。
トラブルを想定しておかないと、実際に問題が発生した場合に参加者が混乱しさらに被害が拡大するおそれがあります。
運営スタッフ間でトラブルを想定し対処法を話し合っておくと、慌てずに対応できるため安心です。
イベントで起こりうるトラブルの例としては、以下のようなものがあります。
・登壇者が来ない・遅刻
・悪天候で警報が出ている
・病人やけが人の発生
・地震等の災害の発生
イベント中でも上記のようなトラブルが発生した際にどう対応するかを決めておき、参加者を必要以上に不安にさせることのないようにしましょう。
司会準備のコツ④事前にイベントのトピックをリサーチをする
特にパネルディスカッションやトークショーなどの司会を任された場合、イベントのテーマについてある程度の知識があると司会進行をしやすくなります。
そのため、事前にイベントのトピックについて調べておくと良いでしょう。
オンラインイベントなどの際は、リンクなどもその場で共有することができるように準備ができると安心です。
司会準備のコツ⑤事前にイベント参加者のリサーチをする
事前にイベント参加者について知っておきましょう。
このトピックについてどこまで知っているのか?
何を期待してこのイベントに参加しているのか?
などを知ることで司会進行の際に参加者が欲しい情報や流れに持っていくことができます。
司会準備のコツ⑥登壇者の名前を覚えておく
登壇者の名前をノートを見ながら読み上げるのは失礼にもなるのでやめた方が良いでしょう。
名前を呼ぶときは参加者の方を見ながらその人の自己紹介まで軽くできるのが理想的です。
参考:10 Practical Tips for Every Event Moderator
イベントの参加者名簿の作成 📝に時間をかけていませんか?
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イベントの司会進行を務める際のコツ6つ【当日編】
準備編でしっかりと司会を務めるための準備をし、いよいよ当日を迎える方にはこちらも参考にしていただければと思います。
当日に押さえるべきコツは以下の6つです。
進行スケジュールの時間に沿って進める
イベントの雰囲気作りは気持ちを込めて
堂々とした姿勢ではきはきと
プロ司会者として中立を保つ
質問は1つずつ聞く
参加者の反応を見る
それでは、ひとつずつ確認してみましょう。
イベントの司会のコツ①進行スケジュールの時間に沿って進める
準備編では、時間配分を計算して進行スケジュールを作成したと思います。 この時間配分に沿ってイベントを進めていけるよう、司会進行していきましょう。
準備編で用意しておいた時計をステージなどに置いておくと、登壇者にも時間がわかるのでよいですね。
イベントは時間が限られているため、トラブルで登壇者が遅れてしまうなどの場合は時間を入れ替えて進めるなどの対応が必要になります。
このように、当日は準備した時間配分に沿ってイベントが時間通りに進むように心がけましょう。
おすすめ記事:進行表のテンプレートと作成ポイント!スムーズな進行を実現しよう
イベントの司会のコツ②イベントの雰囲気作りは気持ちを込めて
イベントの雰囲気作りに努めることも、司会者の役割です。 参加者が感じるイベントの印象は、司会者の態度や表情にも左右されます。
とはいえ、大げさなリアクションや軽快な雑談が必要というわけではありません。 イベント会場の空気に合わせてジェスチャーなどを適度に入れる、などができればよいでしょう。
たとえば、気持ちを込めて拍手などのリアクションを行うだけでも、参加者のモチベーションに繋がります。
イベントを和やかな雰囲気で進めたいという方はぜひ意識してみてください。
イベントの司会のコツ③堂々とした姿勢ではきはきと
司会者が意識すべき最も大切なことは、堂々とした姿勢です。
司会者が自信なさげにしていると参加者が不安になったり、イベントに集中できなくなったりする可能性があります。
堂々とした印象に見せるためのポイントは以下の3つです。
胸を張って背筋を伸ばす
慌てずにゆっくりはっきり話す
笑顔で話す
緊張してしまうと話すスピードが早くなりがちです。
常にゆっくり話すことを意識してみましょう。
また、大きな声を出そうと喉で力むのではなく、会場の全体、後方の参加者に向かって届けるイメージがよいでしょう。
この時、お腹に力を入れると声が通りやすいのでおすすめです。 さらに、笑顔で話すことで印象もよく声の通りも良くなりますよ。
おすすめ記事:プレゼンを成功させる話し方コツ10選!話し方に自信がない人必見!
イベント司会のコツ④プロ司会者として中立を保つ
特に登壇者を紹介する際に、「素晴らしい」や「興味深い」などの主観的な形容詞を使うことは避けたほうが良いでしょう。
理由は、自分が司会者として登壇者を説明した形容詞をもとに参加者はその登壇者に対しての意見を形成してしまうためです。
司会者はあくまでもイベント参加者とスピーカーを繋ぐ存在です。
質問や会話促したり、フォローアップ質問を聞いたりなどして中立を保ちましょう。
イベント司会のコツ⑤質問は1つずつ聞く
参加者から質問を募集しスピーカーに質問をする際は、1つずつわかりやすくシンプルにまとめて聞きましょう。
わかりやすい質問を聞くことで参加者のきを引くことが大切です。
イベント司会のコツ⑥参加者の反応を見る
スピーカー同士や参加者との会話の舵取りを任されている場合は、参加者の反応を見ることが大切です。
参加者の反応に合わせて次のトピックやこの会話を続けるのかどうかなどを判断することができます。
参考:10 Practical Tips for Every Event Moderator
まとめ:準備を万全にしてイベントの司会をスムーズに!
準備をしておけば、話すのが苦手で不慣れという方も司会者として上手にイベントを進行できます。
本記事のコツを参考に、イベントを成功させましょう!
また、イベントを開催予定の方には便利なサポートツールであるDoorkeeperがおすすめです。
Doorkeeperを利用すれば、コミュニティの作成からイベントやセミナーの運営までをスムーズに行うことができます。
任せられる部分はツールに任せ、できた時間を司会の準備や練習に充てるのもよいのではないでしょうか。
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