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【メリット・デメリット解説】子どもにプログラミングを習わせるのは良いこと?

Doorkeeper スタッフ
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22 Sep 2022

Doorkeeperのプログラミングコミュニティに参加しませんか?

Doorkeeperには、IT、プログラミング、デザイン、ビジネスなど様々な分野のコミュニティがあります。自分の興味にあったコミュニティを探してみましょう!

近年、プログラミングを子供に学ばせたいと考える親が増えているようです。

理由としては、これから先の時代でも需要がある職業という事や、平均収入が高いことなどが挙げられます。海外でも働きやすい点を期待している親も多いかもしれませんね。

有料のプログラミングスクールに通わせるとなると、なかなかの金額の月謝を支払わなければいけない事もあるかと思います。手間とお金をかけずに子どもに楽しんで学んで欲しいなら、プログラミングのコミュニティを探してみてはどうでしょうか。

プログラミング教育のメリット・デメリットもチェックしていきます。

子どもにプログラミング教育は必要?メリットは?

子どもにプログラミング教育は必要?メリットは?

プログラミング教育の狙いとメリットはどんなもの?

文部科学省が発表している小学校プログラミング教育の手引(第三版)によると、プログラミング教育のねらいとして、次のように書かれています。

  1. 「プログラミング的思考」を育むこと。

  2. プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと。

  3. 各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実なものとすること。

上記3つが文部科学省としての狙いらしいのですが、確かに何となくメリットがありそうな風に聞こえても、イマイチ具体性に欠ける感じもあります。

世間一般でよく言われるメリットとしては、将来的に就職しやすいということでしょう。これは子どもにとって重要なことです。

IT人材需給に関する調査(概要)平成31年 4 月 経済産業省 情報技術利用促進課によると、ITのニーズが拡大していった場合、2030年には最も多いケースで79万人のIT人材が不足すると予測されています。

この「IT人材」が具体的にどのような専門を指しているのか定義が曖昧ではありますが、今の時代でさえエンジニアやプログラマーは人手不足であり、IT関連の市場規模が将来的に拡大していく事を見越せば、市場拡大に伴い今後もエンジニアやプログラマーが不足していくという予測は大きく外れることは無いでしょう。

自分らしい働き方が出来る点もメリット

プログラマーやエンジニアは、人手不足の業界で職を得やすいということ以上に、働きやすいという点がメリットとして挙げられます。

インターネットに繋がっていれば、世界中どこにいても働けるような仕事は非常に特殊ですし、通勤を禁止して在宅ワークを推奨している企業もあるほどです。

世界中を旅しながら働く人もいれば、在宅で子供の面倒を見ながら働く人もいます。これは現代人にとって、自分らしいライフスタイルを実現する為に適した仕事と言えるのではないでしょうか。

男女の賃金格差が日本では問題になることが多いですが、プログラミングに関しては本人の外見や性差による余計な評価はありません。もちろん企業にもよるのですが、きちんと実力を証明できれば生活に困らないくらいの報酬は貰えるはずです。また、実力があれば、企業で働かなくてもフリーランスとして働く選択肢もあります。

英語を使いながら国際的な視野が広がる

プログラミング言語は基本的にアルファベットで英語です。

ですので、簡単な英単語をプログラミングを通して使うことになります。プログラミングを学習したからといって、英語力がみるみる上達するわけではありませんが、日本にいながら英語に触れる数すくない機会と言えるかもしれません。

また、プログラミングが好きになり『将来はアメリカのGAFAで働きたい!』といった夢を持つ子どももいるでしょう。そうなれば、あれこれインターネットで海外のことを調べ始めて、自然とグローバルな文化や考え方が身につく可能性もあります。

子どもにプログラミングを習わせるデメリットは何?

子どもにプログラミングを習わせるデメリットは何?

当然ながら向き不向きはある

子どもの頃にピアノを習っていた方は多いと思いますが、全員が将来ピアニストになれるわけではありません。途中で練習がストレスになり嫌になって辞めてしまったり、ピアノではなく別の楽器の方が好きになる人もいます。

それと同じようにプログラミングに関しても、子どもの時に習わせたら、天才プログラマーになれるわけではありません。テレビゲームが好きだったとしても、テレビゲームを作るのはまた別の話です。

外を走り回るのが好きな子どもであれば、プログラミングを習わせることが本当に子どもの為なのかよく考えるべきでしょう。

長時間座ってパソコンと向き合う健康上のリスク

プログラミングに限ったことではありませんが、長時間イスに座り続けるのは健康的ではありません。運動不足になるだけでなく、姿勢が悪くなったり、内臓系への負担や筋力の低下に繋がります。

大人であればまだしも、成長期の子どもとなると、やはり心配ですね。

ただでさえ、学校の授業でイスに座る時間が長いのに、そこからプログラミングとなると、一日の内ほとんどを座っていることになります。もし子どもに習わせるのであれば、健康管理まで親が責任を持つべきです。

デジタルデバイスの使用の増加が直接的な原因かはわかりませんが、近年で世界的に近視の子どもが増加傾向であることも気になります。

参照:【文部科学省 令和 3年度 児童生徒の近視実態調査 調査結果報告書 調査受託事業者 EP クルーズ株式会社】

経済的な負担がある…。が、対策もある

プログラミングを勉強するのに、パソコンが無いと話になりません。安すぎるパソコンを購入しても、性能が悪くて使い物にならない場合もあるので、本気でプログラミングを勉強するなら最低限の性能を備えたパソコンを準備する必要があります。

子どもの習い事は何でもお金がかかりますが、プログラミングも例外ではないということです。

ただ昨今は、多くのIT企業が将来のプログラマーを確保する為に、学習機会を提供しています。やはりIT企業も、人手不足が起こる先の時代に備えているようです。パソコンを借りて学習できる施設なども増えており、首都圏だけでなく地方でも数を増やしています。

そのようなイベントやコミュニティに参加することで、友達を作りながら楽しく学べるかもしれませんね。

経済的なコストをかけずにプログラミングを習うには?

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近所のプログラミングを学ぶコミュニティを探してみる

プログラミングを学ぶには様々な方法があります。オンラインでも無料の素晴らしいサービスがありますし、近所にプログラミングを学ぶコミュニティがあれば、参加してみるのも良いでしょう。

プログラミング学習自体は仕事ではないので、個々のペースで行うことが多いかもしれませんが、コミュニティ内で自分の成果を発表したり、学校以外の人間関係が出来ることはモチベーション向上にも繋がるはずです。

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高額なプログラミングスクールに入れば、実力が向上するわけではない

悲しいことですが、昨今のプログラミングブームに乗って、あまり大したことを教えていないのに高額な料金を請求するプログラミングスクールもあるようです。全くプログラミングを知らない状態から始めるのであれば、基礎を学ぶのに高額なお金は必要ありません。必要なのは子どもの好奇心と、好奇心が生まれやすい環境だけです。

はじめに申し上げた通り、子どもであれば無料でプログラミングを学べる機会が非常に増えています。Coder Dojoに代表されるような、「子どもの為のプログラミング道場」と銘打って、非営利でプログラミングを教えている組織もあるのです。

日本語に限ると範囲は狭まるかもしれませんが、英語なら無料で学べるプログラミングのウェブサイトはたくさんありますし、YouTubeでもプログラミングに関する動画はたくさん出ていますので参考にするのも良いと思います。

大人向けで無料は無いかもしれませんが、Udemyの動画講座は質が高いものが多くてセール時に安く購入することができます。子どもなら無料でプログラミングが学べるサービスがたくさん提供されている時代ですから、初期投資はなるべく少なくしていきましょう。

まとめ

子どもに将来のことを考えて、プログラミングを学べる場を提供してあげるのは良いことだと思います。しかし、親から強制されて学ぶものほど面白くないものはありません。子どもの自主性を尊重してあげたいところです。

今の時代は無料でプログラミングを学ぶことはできますし、人から教えてもらわなくてもパソコンだけ買ってあげれば、子どもが自主的にインターネットから情報を得て学んでいくかもしれませんね。

子どもの成長というのは親が思っている以上に早いです。そして、能力も親世代より進化しているはずです。

親が勝手に想像した未来に嵌め込むのではなく、子どもの成長を促すようなサポートがプログラミングを通じて出来ると良いですね。

Doorkeeper is an online tool that frees you from the drudgery of organizing events.

Using us, you can easily manage participants, collect prepayments for your event, and check people in at the door.


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