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イベント協賛を依頼しよう!提案書の書き方と協賛依頼をする際のマナー
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イベント協賛を依頼しよう!提案書の書き方と協賛依頼をする際のマナー

Doorkeeper スタッフ
Doorkeeper スタッフ

2023年3月14日

(※この記事は、2023年6月29日に更新されました。)

「イベントの開催資金が足りないから、協賛を依頼したい」

「でも協賛金ってどうやって集めればいいんだろう」

こんな悩みを持っている方はいるでしょうか。

イベント開催にあたって、資金不足に悩む団体は珍しくないでしょう。

そこで解決の糸口となるのが、企業の協賛を得ることです。

協力企業からイベント協賛金を受け取ることで、資金不足が解消できるかもしれません。

とはいえ、やみくもにイベント協賛金を依頼しても成果は出にくいです。

そこで今回は、イベント協賛金を依頼する流れや提案書の書き方を解説します。

よりよいイベントを開催するために、ぜひ参考にしてください!

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イベント協賛を依頼する前の確認事項2点

イベント協賛を依頼する前の確認事項2点

企業の協賛を得ることは簡単ではありません。

企業にとっても利益がないと、お金を出してもらうことはできないでしょう。

そのため協賛を依頼する前に、決めておくべきポイントが2つあります。

1. 企業にとっての「協賛メリット」を明確にする


まずは企業側のメリットを明確にしなければなりません。

協賛することで得られるメリットには、たとえば以下のものがあります。

  • 知名度を上げる

  • イメージアップにつなげる

  • CSR(企業の社会的責任)を果たす

  • 人脈を広げる

イベントごとにメリットは違うので、事前に「このイベントは企業にとってどんなメリットがあるか」という視点で考えておいてください。

2. 魅力的な「協賛メニュー」を作成する


協賛メニューとは、協賛の方法とそのリターンをまとめたものです。

多くの企業から協賛を得るためには、協賛メニューを数パターン用意しておくとよいですね。

引用:さぬき映画祭 協賛メニュー(さぬき映画祭実行委員会)

リターン内容はイベントによって大きく変わります。

以下がその一例です。

  • パンフレットに企業広告を出す

  • 企業のロゴを配置する

  • 企業のSNSへ誘導する

  • 企業の展示ブースを設ける

  • 企業の告知時間を設ける

企業の協賛を得るには、「費用対効果がある」と感じてもらう必要があります。

そのためにも、魅力的な協賛メニューを作成しましょう。

協賛依頼に欠かせない提案書の書き方


協賛メリット・協賛メニューが決まったら、提案書を作成します。

提案書があることで説明しやすくなるほか、企業の検討材料にもなるでしょう。

団体の信頼感を上げるためにも、提案書は必須です。

提案書の必須項目は6〜10個!


提案書の必須項目は6〜10個!

提案書を通じて、団体とイベント内容の紹介、協賛メリットや協賛メニューのアピールをしなければなりません。

そのため提案書には、以下の項目が必要となります。

  1. 表紙

  2. 団体について(例:活動内容、活動理念)

  3. イベント内容(例:ターゲット層、イベントの目的、実績)

  4. 協賛メニュー

  5. 協賛メリット

  6. 問い合わせ先

内容に応じて項目を増やしても問題ありませんが、6〜10項目におさめるのが一般的です。

1. 表紙

表紙には多くの情報を詰め込む必要はありません。

ただ一目見て何の書類かわかるように、以下の内容は入れておきましょう。

  • タイトル(例:○○協賛のご案内)

  • 作成日時

  • 作成者

2. 団体について

まずはどんな活動をしていて、どんな理念を持っている団体なのか紹介してください。

企業によっては、活動理念に賛同して協賛してくれる可能性があります。

特にCSRにつながる団体の場合、協賛してイメージアップにつなげようという企業もあるはずです。

長くなりすぎないよう、簡潔に情報をまとめましょう。

3. イベント内容

ターゲット層やイベントの目的のほか、過去のイベント実績も載せておきましょう。

写真があればイベントの雰囲気が伝わりやすくなるため、ぜひ掲載してください。

この項目は企業が協賛するかどうか判断する指標の一つとなります。

4. 5. 協賛メニュー・協賛メリット

上記のとおり、企業にとって魅力を感じられるものを準備しておきましょう。

パンフレットに載せる広告 例文を提示する、展示ブースの例を見せるなど、企業がイメージしやすいよう工夫するとよいですね。

6. 問い合わせ先

最後にメールアドレスや電話番号など、問い合わせ先を載せます。

担当者がいる場合は、その名前も記してください。

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書き方のポイントは「企業の欲しいメリット」を理解すること


書き方のポイントは「企業の欲しいメリット」を理解すること

提案書を通して協賛を得るには、企業に「求めている効果が出そう」と思ってもらう必要があります。

飲料メーカーであれば「試飲コーナーを設ける」、化粧品メーカーであれば「タッチアップブースを設置する」などのアピールができるでしょう。

イベントのターゲット層も重要です。

これが企業のターゲット層と合っていれば宣伝効果は高いですし、逆に企業のターゲット層とずれていれば「協賛しても意味がない」と判断される可能性があります。

協賛の依頼をする際は、イベント内容に合った企業を選ぶことも大切です。

イベント協賛の依頼を出す方法


準備が整ったらイベント協賛の依頼を出しますが、その方法はさまざまです。

まずは団体のホームページに協賛依頼を出しましょう。

そのほかにも以下の情報発信ツールがあります。

  • SNS

  • ブログ

  • イベント告知サービス

  • 広告(紙、バナー

  • 協賛プラットフォーム

近年ではSNSを使った情報発信も盛んです。

コストをかけずに利用でき、拡散も容易なので使ってみるのもよいでしょう。

情報発信ツールは、主に不特定多数に向けた活動です。

一方で特定の企業に対して直接依頼するのが、以下の方法です。

  • 営業をかける(電話、メール)

  • 紹介を受ける

直接企業とやり取りをする際は、できるだけ先方の時間帯やスケジュールに合わせましょう。

よい印象を持ってもらうことも大切です。

イベント後にお礼状を送るまでがマナー


イベント後にお礼状を送るまでがマナー

無事に協賛を得ることができても、そこで終わりではありません。

イベント後は報告書とともにお礼状を送り、協賛に対する感謝を伝えます。

報告書があると丁寧な印象を与えられる


イベントの実施状況については、お礼状のなかで触れることもできます。

ただ、お礼状と別に報告書を作成すれば、丁寧な印象を与えることができるでしょう。

よい印象を残すことができれば、次回以降のイベントでも協賛が得られるかもしれません。

報告書に必ず載せるべき項目は、以下の3点です。

  • 集客数

  • イベント内容

  • 結果(アンケート結果など)

写真や参加者の感想、収支報告も載せておくとより親切です。

集客数や結果が載っていれば、企業も費用対効果を確認することができます。

次回のイベント情報がわかっている場合は、それも載せておきましょう。

お礼状はできるだけ早く送ろう


お礼状はイベント終了後、できるだけ早いタイミングで送ります。

本来は手書きで送ったほうがよいですが、多くの場合お礼メールでも問題ありません。

  • 礼儀正しい表現を使う

  • 定型文になりすぎない

  • 件名は「協賛金のお礼」などわかりやすいものにする

上記3点を意識しながら、丁寧なお礼状を作成してください。

イベント協賛を通して企業との関係を深めよう


イベント協賛を通して企業との関係を深めよう

ここまでイベントの協賛金を依頼する流れや、提案書の書き方について紹介してきました。

企業にもメリットを感じてもらい、丁寧に対応しながら協賛を得ていきましょう。

またイベントを開催するにあたって、イベント運営・管理ツールの利用もおすすめです。

Doorkeeperには、

  • サブスク集金

  • オンライン決済

  • 出欠管理

  • 参加者へのメール一斉送信

  • QRコードチケット発行

  • 参加者データ分析

など、イベント運営に必要な機能がそろっています。

初回のイベントは無料で開催することができるので、まずは試してみるのもよいでしょう。

Doorkeeper導入事例 Re:Creator's Kansai

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