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【厳選5冊】この本を読めばコミュニティ運営は難しくない!

Doorkeeper スタッフ
Doorkeeper スタッフ

2022年6月17日

(※この記事は、2023年6月30日に更新されました。)

さっそく5冊をご紹介したいところですが、コミュニティ運営者が本を読む前にチェックすべきことをたっぷり書いています。お時間ある方は、選んだ本が期待外れにならないように、読んでみてください。

コミュニティを始めるならDoorkeeper 👍

Doorkeeperには、コミュニティメンバーへのメール一斉送信・フォトギャラリー・参加者名簿自動作成・サブスク集金などのコミュニティ運営に必要な機能がたくさん 🙆‍♀️

コミュニティ運営に行き詰まってますか?

せっかくコミュニティを作ったのに「初イベントを終えてから発言する人が限られて、盛り上がりが無くなってきた。」「メンバーのやりたいことがバラバラで、自主性やメンバー同士の繋がりが薄い。」と感じていませんか?

そのような方へ向けて、こちらの記事では問題解決のヒントになるオススメ本を厳選してご紹介します。

ただその前に、自分の運営するコミュニティにとってベストな本を見つけられるように、コミュニティの問題点を改めて見つめ直してみましょう。

本を何冊か購入して読むのは、時間とお金もそれなりにかかります。買って読んでみて「これは自分が抱えている問題とシチュエーションが違うなぁ……」という事は避けたいです。

まずはコミュニティの抱える問題を明らかにしていく必要があります。

その後、自分のコミュニティ運営の問題を解決するには、どの本が合っているのか選んでみてくださいね。

コミュニティの目的がブレてないか

結論から言ってしまえば、コミュニティ運営において本はヒントになりますが、本を読めば万事解決するわけではありません。

それはサッカーで例えると、ルールブックを読んだり、フォーメーションや作戦をいくら練っても、選手の技術とチームワークが無ければ効果がないことに似ています。

人間は皆同じではありませんので、どのような人達とどのようにコミュニティを運営するかは、現場を見て経験から学ぶ方が早い場合もあるのです。

試合で結果を出すには、チームの特性を理解して試合経験をたくさん積みます。コミュニティ運営も同様です。

サッカーチームとコミュニティを比べるのは違うと思われるかもしれません。しかし、共通の目的を持った組織という点では同じと言えるでしょう。

「運動不足を解消するためスポーツを楽しみたい」という人と「テクニックを上達させて絶対に試合に勝ちたい」という2人が同じチームにいると、なんとなくチームがまとまらないだろうな、と思いませんか?

「サッカー」という点では、目的が共通しているように見えても、実際の各々の目的は「楽しみたい」と「試合で勝ちたい」であり全く別なのです。

このようなブレが生じないように、コミュニティの目的は具体的にしましょう。具体的であればあるほどメンバーに伝わりやすくて良いはずです。

今あなたがやるべきことは?コミュニティはどの段階なのかチェック

「コミュニティ」という言葉も非常に曖昧です。企業のコミュニティマーケティングの領域から、社会貢献活動やSDGsのような営利活動とは距離を置いた、地方創生のような繋がるコミュニティが昨今はメジャーかもしれません。

コミュニティ運営に携わる人については、ざっくり次のように分類されています。

コミュニティビルダー・・・コミュニティを創って形にする人。

コミュニティマネージャー・・・コミュニティを運営して成長させる人。

コミュニティデザイナー・・・コミュニティが主体性を持つようデザインする人。

あなたのコミュニティはどの段階、あるいは、あなたは上記3つのうち、どの役目を担うべきでしょうか。

上記の用語に明確な定義は無いようですが、書籍ではよく目にします。混同しないように、自分の中でイメージを持っておくと良いでしょう。

このように3つに専門性が分かれているくらいですから、それくらいコミュニティの運営というのは奥が深いものなのです。

実際、多くのコミュニティ運営者がコミュニティを成長させて、メンバーが自走するコミュニティを理想としながらも、困難に直面しています。

そのような時は、先に述べたように、コミュニティの目的を明確にしてみてください。その後、本でケーススタディを学ぶのも良いでしょう。

漠然と「コミュニティの規模を大きくしたい」と考えているならば、その理由を説明できますか?

焦って結果を出そうとせずに長期目線で考えることが、コミュニティ運営には非常に重要なのです。

その他の記事おすすめ記事:『イベントを開催する大まかな流れ』

コミュニティ運営の参考になるオススメ本5選!!

説明が長くなりましたが、コミュニティ運営に関する厳選した5冊をご紹介して参ります。

【遠くへ行きたければ、みんなで行け ~「ビジネス」「ブランド」「チーム」を変革するコミュニティの原則】

community marketing book

著者:ジョノ・ベーコン,翻訳:高須 正和,翻訳・監修:山形 浩生,関 治之

世界最大の技術プラットフォーム「Git Hub」など数々の巨大コミュニティのディレクターを担当してきた著者がコミュニティについて書いています。IT系の難しいコミュニティに関する内容かと思いきや、ビジネス本のような要素を持ちつつも、マーケティングではなくコミュニティと個人の関係などを書いた本です。

勉強会コミュニティを作ったけど、どうやって運営しようか迷っている方や、どうしたら自分たちのコミュニティに参加者を呼び込めるのか悩んでいる方は、こちらの本を読むと具体的なアイデアが頭に浮かんでくるかもしれません。

私達が今当たり前のように働いている日常とコミュニティという概念を大きく捉えて、人生設計などの参考にもなります。ボリュームもあり、読み応えも充分です。

【自分の居場所をつくる働き方 仲間とつながり、自分らしく成果を出すコミュニティ・ワーカー】

book(2)

著者:中里桃子

「べつに有名にも大金持ちにもなりたくない」「すごいリスクをとらなくても出来る事からはじめたい」「SNSにこれでもか!と自撮りをしてドヤりたくない」「一人で過ごす時間も大好き」

そんな著者の価値観と共感できる人も多いのではないでしょうか。

コミュニティを作るとなると、起業するくらい大げさな事と勘違いしてしまう人も多いようです。しかし、普通に友達を作るように、ごくごく一般的な人間の本質にコミュニティを作る機能は備わっているように思えます。

「会社というコミュニティに所属しなくなったら、自分は何者になるのだろう。」そんな疑問を抱えた方には、この本が助け舟となるかもしれません。

普通の家庭に生まれた、普通の会社員。漠然とした将来への不安。等身大で書かれた本書はとても読みやすく、コミュニティを運営する方だけでなく、何らかの形で携わってみたいと思う入門書としてオススメです。

【ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング】

community marketing book(3)

著者:小島英揮

コミュニティマーケティングのノウハウが詰まった一冊。「当社のマーケティング担当全員に読ませたい!」といったレビューも見られるほど、マーケティング業界での評判は非常に高いです。

効果が薄い割引クーポンで、SNSのフォロワーをかき集めるようなマーケティング手法ではなく、熱量が大きい少数の本当のファンと協力しながらコミュニティを運営していくことが重要だと著者は説いています。

製品を作った企業がいくらアピールしたところで、大多数の消費者には響かないと現代社会に生きる私達は無意識に理解しているはずです。

コミュニティマーケティングには、そのような閉塞感を打ち破れる可能性を感じます。もし、あなたが運営するコミュニティも大多数のマーケターが行っているようなドツボにハマっているとしたら、こちらの本を読んで解決へ向かうノウハウを勉強してみませんか。

【ファンベース】

community marketing book(4)

著者:佐藤 尚之

企業は売上を伸ばすために、どうしても新規顧客を獲得して商品の認知度を広げていこうと考えがちです。

しかし著者は、「愛着を持ったり、信頼を持ったりすると、機能価値が同じでも、他の会社には行かなくなる」という考えを主張しています。要するに「マス」よりもリピーターになるような「熱狂的なファン」でコミュニティを固める必要があるのです。

事実として、コロナ禍では人通りの多い飲食店は潰れ、立地は悪いが地域に愛されたお店は常連に支えられて存続したという例もありました。

コミュニティ運営で考えれば、人数や規模での成長拡大より、モチベーションの高いメンバーをどれだけ集められるかという事でしょう。

新書なので忙しい人でも読みやすく、お値打ち価格でこの情報量は嬉しいですね。

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

coomunity marketing book(4)

著者:仲山進也

こちらの本はマーケティング要素は無いですが、コミュニティ運営やチームビルディングにはうってつけと言える本でしょう。

「メンバーが自走しない」「メンバー同士の繋がりが薄い」と悩んでいるコミュニティ運営者もいるかもしれません。そんな方はメンバーに役割分担をし過ぎてないか注意してみてください。

「事前の行動計画と役割分担」をカンペキにやればやるほど、メンバーは「自分に与えられた仕事をやるだけ」で、他人の仕事は手伝わないし、担当者が決まっていない仕事は誰もやらない状態になってしまう。

と本書には書かれています。

このようなケースは、実際にコミュニティを運営して自分で経験しなければ気が付かないことです。そんなヒントがこの本にたくさん詰まっています。

コミュニティ運営者が気負いすぎると、メンバーにも良い影響を与えないでしょう。マンガを題材にした少し古い本ですが、現代でも十分に通用する知識ですので気になる方は手に取ってみてください。

Doorkeeperには、160を超えるテーマのコミュニティがあります 💪

興味のあるコミュニティを探すなら、Doorkeeper!無料でアカウントを作成・コミュニティに参加して、おすすめのコミュニティ・イベント情報を受け取りましょう 📩

【終わりに】オススメ本を読んだら必ず実践へ

本はあくまでも知識を授けるものです。何か自分に素晴らしいパワーを授けてくれる気がしますが、それで満足してしまい、行動に移さなければ意味がありません。

もしあなたがコミュニティを作る前の段階でしたら、是非Doorkeeperでコミュニティを作ってみませんか。もちろん、SNSで既にコミュニティを運営している方はなおさらDoorkeeperを使ってみてください。SNSではカバーできない、痒い所に手が届くような便利な機能が沢山あります。初回イベントは無料で開催できますので、ぜひコミュニティを作成し、愛されるイベントを開催してみてください。

Doorkeeper導入事例 Re:Creator's Kansai

→Doorkeeper導入事例はこちら

今回ご紹介した本は、知識系の本とコミュニティで実践できる本という構成にしてみました。知識を得てから実践に移すところまで、問題や疑問が解決される一冊となってくれたら嬉しいです。

コミュニティの運営方法に正解はありません。目的達成のためにメンバーが協力し合う事こそ、コミュニティの存在意義なのです。

この記事を読んで、コミュニティの運営が改善して、新しいコミュニティが生まれ育っていくキッカケになることを願っています。

Doorkeeperでは、申し込み機能、メンバー管理、出欠管理などイベントを主催するために役立つ機能を豊富に提供しています。

Doorkeeperでコミュニティやイベントを運営すれば、参加者の管理や受付、支払いの管理などがぐっと簡単になり、これまで手間や時間がかかっていた作業をスムーズに実行できます。よりよいイベントの運営のため、Doorkeeperを使ってみませんか?


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