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コミュニティマーケティング事例5選!メリットとおすすめツールも紹介
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コミュニティマーケティング事例5選!メリットとおすすめツールも紹介

MADOKA ISHIHARA
MADOKA ISHIHARA

2023年3月21日

(※この記事は、2023年6月30日に更新されました。)

コミュニティマーケティングという言葉をご存じでしょうか?

耳慣れない言葉ではありますが、テレビCMやWeb広告などに代わる新しいマーケティング方法として、いま注目を集めています。

本記事では、

「コミュニティマーケティングが注目を集めている背景とはなにか?」

「どんな効果があるのか?」

「具体的な事例を教えてほしい」といった声にお答えします。

コミュニティマーケティングとは何かから、コミュニティマーケティング事例まで内容が満載ですので、最後までぜひお読みくださいね。

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コミュニティマーケティングとは?

コミュニティマーケティングとは?

コミュニティマーケティングとは、

ユーザーコミュニティを活用して新規顧客の獲得や収益の向上を図る手法です。

コミュニティを運営して商品やサービスに関するユーザーの声を集め、それらを商品開発や改良に活かしたり、口コミで広めてもらって認知度アップを行います。

コミュニティマーケティングが流行る背景

コミュニティマーケティングが現在注目を集めている背景には、SNSの普及や消費者ニーズの多様化があります。

消費者の趣味や嗜好、ライフスタイルがかなり細分化されてきており、個人レベルでの意見収集や情報発信の重要性が増しているのです。

特に自社製品やサービスへの愛が深いコアなファンとコミュニティを形成し、精度の高い意見収集や情報発信を図ろうと、多くの企業がコミュニティマーケティングを行っています。

コミュニティマーケティングの目的は?

コミュニティマーケティングを行う目的は一つではありませんが代表的なものは、

「共通の興味を持つユーザー同士のコミュニケーションを促進そしてユーザーが製品や企業に対して意見を表明できる力を与えることで、既存の顧客とブランドとの持続的な関係を構築する」

ことです。

つまり、他のマーケティングと比べてコミュニティマーケティングの特徴は、

効果を得るまでに時間がかかることであると言えます。

しかし、一度コミュニティメンバーを集めることができれば、「自走するコミュニティ」の構築を目指すことで安定した効果を得ることも期待できます。

他にもマーケティングや新しい商品へのアイデアを得るためなどの目的があります。

コミュニティマーケティングのメリット4選

コミュニティマーケティングを行うことでさまざまな効果が見込めます。

こちらでは、コミュニティマーケティングの導入のメリットを4つご紹介します。

1. リアルなユーザーの声を収集できる


1. リアルなユーザーの声を収集できる

コミュニティは閉じた場であるからか、属している人間の本音が出やすいと言われています。

ユーザー同士の距離も近く、やり取りが活発に行われるため、意見が出やすいのも特徴です。

企業がアンケート等で収集するよりも、よりユーザーの本音に近いリアルな意見が集約できる点は、コミュニティマーケティングの大きなメリットといえます。

ユーザーの声は、商品開発や商品の改良などに役立てましょう!

2. 顧客ロイヤルティが高まる


2. 顧客ロイヤルティが高まる

商品やサービスの利用頻度や利用単価が高いユーザーをロイヤルカスタマーと呼びます。

コミュニティを作ってユーザーを呼び込むと、コミュニティに属するユーザーは企業の商品やサービスにより深く関わることになります。

その結果としてロイヤルカスタマーが増えやすく、長期的な関係を維持しやすくなるのです。

つまり、顧客生涯価値(LTV)を向上させることができます。

ロイヤルカスタマーが増えると企業の売り上げが安定するのはもちろん、SNS等での情報発信や商品開発につながる意見も増えるでしょう。

3. カスタマーサポートのコストを削減できる


3. カスタマーサポートのコストを削減できる

コミュニティを形成すると、商品やサービスの楽しみ方や効果的な使い方、初心者のつまづきやすい点なども、ユーザー同士で情報をシェアし合うようになります。

コミュニティ内でユーザー同士がサポートを自発的に行ってくれるので、カスタマーサポートに割くコストを削減できるのもメリットの1つです。

4. 口コミによる新規顧客の獲得


4. 口コミによる新規顧客の獲得

「広告よりも友達や家族からのおすすめを信じる」と回答しました。

ユーザーコミュニティのメンバーである顧客は、企業や製品を自分ごと化するようになります。

その結果、この商品の良さをコミュニティ外のの人にも知ってほしいという思いから既存顧客が見込み顧客に宣伝をしてれるのです。

広告費を削減しつつも、広告よりも効果的な方法で宣伝を行うことができるため、コミュニティマーケティングは、非常に費用対効果の高いマーケティングの手法であることがわかります。

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コミュニティマーケティングの成功事例5選

コミュニティを中心としたマーケティングの事例は年々増えており、高い効果を上げ始めています。

こちらでは、コミュニティマーケティングを実践している企業の成功事例を5つ見ていきましょう。

1)Airbnb コミュニティセンター


1)Airbnb コミュニティセンター

宿泊施設として掲載されている部屋や物件を、宿泊者が予約できるサービスを展開しています。

Airbnbには民泊の運営者側であるホスト同士でつながるコミュニティがあり、知識交換や体験談の共有をすることができます。

具体的にな情報交換のトピックは以下です:

・リスティングの管理
・部屋の改善
・ゲストを迎え入れる
・ビジネスを成長させる
・コミュニティカフェ

民泊のホストは部屋や物件を貸すのが初めてという方も多く、不安な点を経験者に気軽に相談できることで、民泊の運営に反映できる利点があります。

ゲストにどうすればより良い体験をしてもらえるか、議論が活発に行われている成功例です。

2)IDEA PARK|無印良品


2)IDEA PARK|無印良品

「無印良品」を展開する株式会社良品計画では、2014年から「IDEA PARK」というサイトを設置しています。

商品に関するリクエストやアイデアを自由に投稿したり、他の人のリクエストやアイデアに「いいね」やコメントが可能です。

投稿されたリクエストやアイデアなどのユーザーの声は、商品づくりに活かされています。

2年間で計1万件以上ものアイデアが寄せられ、200点以上の商品を見直すことに成功しました。

自分の意見が商品やサービスに取り入れられるとあって、ユーザーにより愛着を持ってもらえたという事例です。

また、お客様の声を反映したというPRは新規のユーザーにもPR効果が高く、新たなユーザーの獲得やリピーターの増加にも貢献しました。

3)&KAGOME


3)&KAGOME

カゴメ株式会社は「&KAGOME」という会員制のファンコミュニティサイトを運営しています。

このページの目的は、かごめファン同士で楽しく語り合い・つながることです。

具体的には、

・カゴメ製品を使用したレシピの投稿・閲覧
・カゴメ製品のレビューの投稿・閲覧
・製品に関する疑問を投票形式で解決するコンテンツ

などがあります。

ユーザー間のコミュニケーションはもちろん、企業側とユーザー側とで双方向のコミュニケーションが行える工夫がされています。

ファンの声からさまざまなプロジェクトや商品が生み出されており、ロイヤルカスタマーの心をしっかりと掴んでいるようです!

4)kintone Café


4)kintone Café

kintone(キントーン)はサイボウズ株式会社が提供している業務改善のソフトウェアです。

サイボウズ株式会社ではkintoneにもっと親しんでもらおうと、「kintone Café」という勉強会コミュニティを運営しています。

kintoneに初めて触る人から既に使いこなしている人まで、幅広い層を対象とした勉強会を、さまざまな地域で実施しています。

企業側が勉強会を主催するのではなく、ユーザー主体で勉強会やイベントを開催し交流を深めることで、よりコアなファン獲得ができている成功事例です。

5)さんかく屋根の下


5)さんかく屋根の下

コメダ珈琲店を全国に展開している株式会社コメダは、コメダ好きが集まる・つながるコミュニティサイト「さんかく屋根の下」を運営しています。

コメダが好きな人同士で集まる掲示板や写真投稿スペース、ネットラジオなどのコンテンツがあります。

人気商品のパッケージデザインを学生に募集するなど、ファンの貢献を実際の商品に活かす取り組みも人気です。

新商品や好きな商品の組み合わせなどに投票する投票企画も盛んに行われており、根強いファンの育成につながっています。

コミュニティマーケティングおすすめツール Doorkeeper

コミュニティマーケティングおすすめツール Doorkeeper

コミュニティマーケティングを通して熱心なファンを惹き付けたい方におすすめなのが、Doorkeeperというコミュニティベースのイベント運営・管理ツールです。

Doorkeeperには、長年のコミュニティ運営やイベント開催など経験から得たノウハウや運営者を助けるツールがたくさん詰まっています。

具体的には、

・イベント案内を行うプロモーション機能
・コミュニティメンバーのデータ管理
・メルマガ配信機能
・QRコードチケット作成
・Google Analyticsとの連携
・サブスクリプション機能

など多彩な機能が揃っています。

今までコミュニティマーケティングを行ったことがないという方でも安心してコミュニティを立ち上げができます。

初回のコミュニティの作成とイベントの開催は、無料です。

コミュニティに継続して参画してもらえる仕組み作りを行うなら、ぜひDoorkeeperを試してみて下さいね。

導入事例 日本Springユーザ会は趣味!10年以上変わらないコミュニティのカタチ。

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コミュニティマーケティングを活用し顧客との持続的な関係を

コミュニティマーケティングは、ここ数年で実践例が増えてきたマーケティングの手法です。

コミュニティを形成して、商品やサービスに関するユーザーの声を集約し、企業とユーザーやユーザー同士のコミュニケーションを活性化します。

活発な議論によってリアルな声を吸い上げ、より良い商品開発に活かせるだけではなく、関わったユーザーはより愛着を持ってもらえる仕組みになっています。

SNS等で個人が情報発信を行いやすくなった昨今では、テレビCMやWeb広告よりも効果の高い手法であるといえます。

本記事では、コミュニティマーケティングの成功事例を5つご紹介しましたが、その他にもさまざまな企業が成功を収めています。

ご紹介した成功事例を参考に、まずはどんなコミュニティを作っていくかの検討を始めて頂ければと思います。

参考記事:コミュニティマーケティングの持つ力~カギはユーザーとの関係構築~

参考記事:イベントマーケティングとは? メリットと役に立つイベント運営ツールを紹介!

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