Doorkeeper
主催者ストーリー

新しい人がどんどん集まるJAWS-UG沖縄。秘密は「適度なゆるさ」と「みんなで作るコミュニティ」

アールスリーインスティテュート
ソリューションアーキテクト 西島 幸一郎さん
JAWS-UG沖縄の主催者

2011年に東京から沖縄へ移住し、現在は複数のコミュニティ運営に携わる西島さん。移住直後からコアメンバーとして運営するJAWS-UG沖縄コミュニティについてお話を聞きました。

JAWS-UGに関わり始めたきっかけ

東京に住んでいた頃、当時から人気コミュニティだったJAWS-UGのイベントは、いつも公開後すぐに満席で、一度も行けたことがなかったという西島さん。ところが偶然にも、沖縄へ移住直後にJAWS-UG沖縄の0回が開催されることを知り、「沖縄なら行けるかもしれない!」と申し込んだところ、参加できることに。東京で何度か勉強会を運営したことがあった経験から、「どうせ行くなら喋らなきゃ」と、イベント当日はLTでお話をしたそうです。イベント後の懇親会で、JAWS-UG沖縄のコアメンバーとしてやってみませんか?と声をかけられたことから、コミュニティの立ち上げから関わることになりました。

移住したばかりで、地元の人たちとのつながりもなかった西島さんにとって、JAWS-UG沖縄の運営は楽しみだったといいます。とはいえ、当時は場所を提供してくれる会社がなく、会場探しには毎回奔走。時には、野球場の会議室を借りて開催したこともあったのだそう。「だって安かったんです(笑)現ソラコムの玉川さんが、まだアマゾンデータサービスジャパンのエバンジェリストの頃で、玉川さんがスタジアムの会議室に来てJAWSをやったこともあるんです。その時は人も結構集まりましたね。」

会場探しや集客は、多くのコミュニティが立ち上げ時に経験する苦労ですが、JAWS-UG沖縄では、どうやって集客していたのでしょうか。「僕自身、ツテもまったくなかったので、他のコアメンバーと相談して色々試しました。自治体の情報産業支援センターみたいなところにも行ってみたりして。」でも結局は、別の勉強会に参加して宣伝をしたり、人づてや口コミで少しずつ広がっていくことで、JAWS-UG沖縄に参加してほしいと思えるエンジニアに集まってもらえたそうです。「人が集まればいいってわけでもないんですけどね。結局、熱量が高ければいいと思うんです。でも、毎回3人とかっていうのもね(笑)運営側のモチベーションも下がりますし。」

新しいコミュニティでは、いかに多くの人に参加してもらうか、ということを気にしがちですが、人数だけではなく、どんな人が参加してくれているか、そしてそのバランスも大切だということですね。

なぜDoorkeeper?

JAWS-UG沖縄では、発足後約2年間はDoorkeeperではなく他のイベント管理サービスを使っていました。Doorkeeperを使ってイベントを開催したのは2013年6月。他のサービスから移行した理由を聞くと「イベントをやっているうちに、いろんなIT系のコミュニティがDoorkeeperを使い始めていて、そっちのほうがいいのかな?と思って」と、特に深い理由はなかったそうです。でも、前に使っていたサービスでは、参加者とコミュニケーションが取りにくいなど、不満な点もあったため、Doorkeeperを使ってみて、メッセージ配信機能をとても便利に感じたと言います。「前回来てくれた人に次のイベントの情報をメール配信できるのがよかったんです。集客に厳しい時は特に、前回来てくれた人にもう一回来て!って言わないといけないので、それができるのがすごくよかった。」

Doorkeeperのメッセージ機能は、イベントにチェックインした人、支払い待ちの人、キャンセル待ちの人やキャンセルした人など、メッセージの内容に応じて配信先を選択することができます。西島さんの場合は、特にハンズオン開催後、チェックインした人だけにメッセージで当日の資料を配布するなどして、便利に活用しているそうです。

「チェックインアプリもめっちゃ便利ですよね」とのことで、どんなふうに使っているのかを聞いてみると、超大規模なイベントがあまりないJAWS-UG沖縄では、iPadを入口に置いておき、参加者自身にウェブチェックインをしてもらっているとか。受付業務を省略できるので、中規模のイベントや運営スタッフが少ない時にはいいアイディアです。一方、西島さんが主催するもう一つのコミュニティであるハッカーズチャンプルーは、沖縄最大のテックカンファレンス。参加者が200人を超えることもあるため、QRコードチェックインが大活躍。「スマホさえあれば、誰でも受付ができるんで、受付スタッフを自由に増やせるのが最高にいい」と、重宝しているといいます。

コミュニティ運営は、ゆるーく

複数のコミュニティに関わっていると、かなりの労力と時間を費やす必要があります。2017年、西島さんも実はJAWS-UG沖縄を辞めようと、他のコアメンバーにその意思を伝えたことがありました。その時、地元出身のコアメンバーから「それは困る。西島さんと勉強会をやりたい」と言われたそう。「東京から移住した自分をこんなに地元の人が受け入れてくれたんだったら、もうちょっとやろうかなって思ったんです。今は4〜5人のコアメンバーでゆるく、細く、義務感とかじゃなくて、みんなで楽しいことをやれたらいいかなって思ってやってます。」

「お互いの知見や経験を共有するのがコミュニティ」と考える西島さん。そういうコミュニティを実現するために、なるべくいろんな人に喋ってもらう、喋る人をどんどん増やしていく努力をしているといいます。西島さんが話す場であったとしても、最後に必ず「じゃあ、LTは誰か喋る?」と聞くようにしているとか。そして、そこでも大事なのは「適度なゆるさ」だそう。「ゆるい雰囲気で、みんなでやってるという感じを出すこと。氷のようにシーンと静まり返っているところで喋るのは辛いじゃないですか(笑)緩いからこそ、新しい人がやってみようと思えるのかな。」

「ゆるくやっている」とは言いながら、JAWS-UG沖縄はコミュニティメンバー数が500人を超える人気コミュニティ。特に、毎年ゴールデンウィーク前に開催されるCloud on the BEACHというイベントは、回数を重ねるごとに人気が増し、今では年明け早々に開催日の問い合わせがくるほどに。Cloud on the BEACHは、内地の人たちに来てもらって、沖縄っぽさを感じてほしいという地元の人たちのアイディアで生まれた、勉強会とビーチパーティのイベント。「不思議なんですけど、毎回新しい人が来るんです。どこで知ったんだろうって思うんですけど(笑)幸いなことに新しい人がどんどん来てくれて、LTも全然知らない方がやります!って急にやってくれたり。裾野の広がり方がすごいですね。」

最近、しばしば聞かれるコミュニティの高齢化や内輪化問題。JAWS-UG沖縄のように、いい意味でのゆるさを持ち、多くの人に門戸を広げることでコミュニティの鮮度が保たれ、回避できるのかもしれませんね。

「新しい勉強会に行くのって怖い」を忘れるべからず

多くの人、新しい人にイベントに参加してもらうには、そのイベントが対象としている人、タイトルやキーワードなど、イベントページのコンテンツをなるべくわかりやすく、できる限り必要な情報を記載すること。そして、丁寧に作成することが大切です。「僕、今でもそうなんですけど、新しいコミュニティとか勉強会に行くのって怖いじゃないですか。自分が初めてそこに行くって想像して、この内容だとどうだろうって考えて書くといいと思います」と西島さんも話します。

これは初めてイベントを運営する人だけではなく、イベント運営に慣れた人も、つい忘れがちなこと。コミュニティやイベントに初めて参加する人や、知り合いもおらず一人で初めて参加する人がいることを忘れず、「怖さをなるべく和らげる」ページ作りを意識できるとよさそうですね。

コミュニティの運営だけではなく、新天地への移住や地元の人たちとの交流など、きっと多くの苦労や努力があったにもかかわらず、穏やかにお話ししてくださった西島さん。ご本人のお人柄があってこそ、ゆるーくも活発なJAWS-UG沖縄コミュニティが実現されているのだと感じました。これから初めてコミュニティ運営を始める人でも、あまり肩肘張らず、周りの人の協力やサポート、アイディアをしっかり受け止めて取り組んでいくといいのかもしれませんね。

Doorkeeperでは、申し込み機能、メンバー管理、出欠管理などイベントを主催するために役立つ機能を豊富に提供しています。

Doorkeeperでコミュニティやイベントを運営すれば、参加者の管理や受付、支払いの管理などがぐっと簡単になり、これまで手間や時間がかかっていた作業をスムーズに実行できます。よりよいイベントの運営のため、Doorkeeperを使ってみませんか?