Doorkeeper
主催者ストーリー

発足から2年未満でメンバー600人超え!急成長を実現するGOJAS主催者が考える「みんなが幸せになれるコミュニティ」とは。

ヤフー株式会社
テクノロジーグループシステム統括本部 山田 寛さん
Go Japan Splunk User Groupの主催者

2016年11月にGo Japan Splunk User Group (GOJAS)コミュニティを立ち上げた山田さん。発足から2年も経たないうちにメンバー600人を超えるコミュニティにまでGOJASを成長させてきました。その急成長の背景にはどんな努力があったのか、山田さんにお伺いしました。

Go Japan Splunk User Group (GOJAS)の発足

山田さんがSplunkの存在を知った時、まだSplunkのユーザーコミュニティは国内にありませんでした。Splunkの使い方や導入事例などの知りたい情報が手に入らず、山田さんはほとんどの使い方をご自身でマスターされたそうです。セキュリティに属するソフトウェアということから、すでに多くの企業がSplunkを導入していながらもそれを公表することができず、ユーザー同士の交流がなかったことが、情報を思うように入手できなかった大きな理由でした。「ユーザー同士で交流したほうが使い方やノウハウを共有できるんじゃないか」「ハブのような存在となるコミュニティを作りたい」「Splunkを知らない人や知っている人同士が情報交換する場を作りたい」という山田さんの想いのもと、2016年にGOJASが発足。初回のイベントから参加者が100人を超えるなど、Splunkへの注目度の高さとユーザーからのニーズを感じられたと言います。

悩みは「人が溢れてしまうこと」

初回から大勢の参加者が募ったGOJASのイベントですが、2回目以降のイベントでも継続的に参加者が100人を超え続け、公開したイベントはすぐに満席になってしまうなど、GOJASでは「人が溢れてしまう」ことへの対策をとる必要性を感じているそうです。集客に苦戦するコミュニティも多い中、なんとも贅沢な悩みですが、山田さん曰く「僕のイベント運営の方針ですが、人数が多ければイベントが成功!というわけではないんです。人数が多ければ多いほど、一人当たりの満足度は低下すると思っています。イベントの質を保ちながら、一人一人の満足度も高いイベントを開催するには40~50人が限界かなと。」今後は、5年以上の経験者、20代~30代、などと対象参加者の条件をつけることで、1回のイベントの規模が40~50人になるように調整していきたいと考えているそうです。

また、GOJASのイベントは大学生や学生でも参加しやすいようなプログラムになっており、IT企業に就職しようと考えている学生参加者も今後は増やしていきたいそうです。「参加者の割合は、リピーター4割に対して新規を6割を意識している」など、「新しい人をコミュニティにどんどん入れたい」と考えているそうですが、その理由は「リピーターが多いと参加者がみんな歳をとって、そのままコミュニティが滅びてしまうから。」スタッフも含めて、コミュニティの若返りや循環は大事だと言います。

運営スタッフ選びも戦略的に

「ボーリングで言うとファーストピンの存在になるような人をスタッフとして参加してもらうようにしています」という山田さん。「ボーリングのファーストピン」とは?具体的に伺うと、例えば、他のコミュニティ運営者や、いろんなIT系のイベントに参加している方、自社でSplunkの勉強会をしている方など、「いろんな方向に良い行動ができる人」をそう呼んでいるとか。そういう人がイベントに参加してくれた時には声をかけ、「スタッフになってもらえないか勧誘しています。」そういう人達にスタッフとしてコミュニティに関わってもらえると、いろんな方面での波及効果が大きく、今では口コミでもコミュニティのいい噂が広がっているそうです。

また、ユーザー同士が率直な意見を言い合い、情報交換ができるコミュニティの存在はメーカーであるSplunk社にとっても大きくなっているようで、「Splunk社の営業の人も訪問先でコミュニティの話をしてくれる」そう。Splunkの導入を検討している企業には、ユーザー目線のフィードバックを聞けるコミュニティは重宝され、その一方、Splunk社にとってはマーケティングの役割を担い、ファンを増やしてくれるコミュニティの影響力は大きい。「コミュニティはメーカーにモノを言える組織だと思っている」という山田さんは、「ユーザーが困っていることや機能面での改善や修正の要望など、参加者からのフィードバックをメーカーにしっかり伝える役割」もコミュニティは担っていると言います。コミュニティとメーカーのちょうどいい関係を維持することも大切なんですね。

関心が異なる参加者を満足させる

コミュニティが大きくなってくると、参加する人の経験や知識に差が生じることで、参加者全員が満足できる内容のイベントを開催することが難しくなってきます。この点において、GOJASではどう対応しているのかを聞いてみると、「GOJASでは大きく分けて2つのイベントを開催している」との答えが。いずれのイベントも「Splunkのファンをどんどん増やそう」ということをテーマにしていますが、一つはSplunkに興味がある人や未経験の人を対象にした「Splunkケーススタディ」というイベント。ユーザー企業のケーススタディを紹介することで、Splunkの認知度を上げることを目的としています。もう一つは「Splunkマニアックス」というイベントで、すでにSplunkを使いこなしている人が満足するようなテクニカルな内容になっています。内容や難易度が異なるイベントを開催することで、幅広い参加者に対応できていると言います。

できたてホヤホヤのコミュニティがすべきこと

「Doorkeeperは直感的に操作ができるから、どんな規模のイベント運営でも、その点では苦労が少ないと思う」という山田さんに、新しいコミュニティ主催者がやってみるべきことを聞いてみたところ、シフト制で働いている人でも予定が立てやすいように「イベントは開催一ヶ月前にDoorkeeperで立ち上げて、告知をしたほうがいい!」そうです。また、「FacebookやTwitterでイベントの告知をするのは、夜の11時がいいですよ」とのアドバイスが。これまでの経験から、「夜11時~12時にイベントに申し込む人が一番多いし、リツイートやシェアされる確率もその時間帯が非常に高い」と感じているそうです。これは、ぜひすぐにでも実践したいアドバイス!その他にも「IT勉強会カレンダーにイベントを掲載したり、コワーキングスペースなどの会場でイベント告知をしてくれるところもあるので、そういうのも活用したほうがいい」とのこと。特に「新しいコミュニティはコワーキングスペースでのイベント開催がおすすめ」と山田さんは言います。「コワーキングスペースに出入りしている一般の人にコミュニティの存在を知ってもらえるので。」

会場選びはイベントを開催する上で重要ですが、ここで山田さんから一つ忠告が。それは、いろんな会社がセミナー会場を無償提供していますが、そういった会場を使いたい場合は「御社のサービスとコラボレーションできそうなので、一緒にイベントやりませんか」や「運営しているコミュニティと御社のサービスの相性がいいので、会場を貸してもらえませんか」などというように、貸す側と借りる側のお互いにメリットがあるような提案をしたほうがいい、ということ。やみくもにお願いするのではなく、会場を提供する会社の目的をきちんと理解した上で、提案することが大事だということですね。

世界中に存在するSplunkコミュニティの中で、日本のGOJASは最も新しい後発組。にもかかわらず、今では参加者数やイベント開催回数などにおいて世界一のSplunkコミュニティになっています。また山田さん自身、GOJASの運営をきっかけに転職したほか、運営者にならないと知りえなかった情報を知れたり、いろんな人や会社とのつながりもできたり、と個人的にいいこともたくさんあったと言います。

今、とても勢いのあるGOJASコミュニティですが、今後の新しい展開として「ユーザー参加型のイベントをやりたいと思っていまして、来月、初めてハッカソンをやります!」と、まだまだその勢いは増していきそうです。たくさんの参加者が集い、そこに関わるみんなが幸せになれるコミュニティという、多くの主催者が目標とするコミュニティを実現している山田さんのお話には、実践的なヒントや主催者としての志など、とても参考になることが盛りだくさんでした。ぜひ参考にしてみてくださいね。

Doorkeeperでは、申し込み機能、メンバー管理、出欠管理などイベントを主催するために役立つ機能を豊富に提供しています。

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