イベント参加費の返金方法について

Stripeで前払い参加費を集金したイベント主催者は、Doorkeeperのイベント管理画面上で前払い参加費の返金ができます。特別な場合を除き、チケットの購入日から何日経過していても返金はいつでも可能です。

銀行振込で集金した場合はDoorkeeperの管理画面上での返金はできません。銀行振込の場合の返金についてはこちらを参照してください。

全額返金する場合

1. イベント管理「参加者」ページで返金対象の申込者の名前をクリックします。
2. 「取引詳細」に表示された当該の取引IDの横にある「返金」をクリックし、次のページで詳細を確認後もう一度「返金」をクリックして返金は完了です。
この際、Doorkeeperの取引手数料(99円+2.5%)を含めて全額が参加者に返金されますが、主催者に対してStripeの手数料は返金されません。そのため、その手数料分は主催者が負担することになります。詳細は、直接 Stripeのカスタマーサポートに問い合わせてください。
また、イベントを中止する場合などで、すべてのチケットで返金を実行する場合には、本ページ下の「イベント中止にともなう返金について」を参照してください。

一部返金する場合

部分的な返金を行う場合、主催者は申込者に払い戻す金額を決めます。一部返金の場合、Doorkeeperの取引手数料(99円+2.5%)は申込者に返金されません。

1. イベント管理ページの「参加者」で返金対象の申込者を選択します。
2. 「取引詳細」に表示された当該の支払いの「取引ID」をクリックします。

3. Stripeの管理画面が開きますので、画面に表示された支払い金額下の「返金」をクリックします。
4. 開いた画面で返金したい金額を入力し、「返金」クリックして、返金処理は完了です。 
5.  返金した申込者のイベントへの参加をキャンセルしたい場合には、イベント管理「参加者」のページで「申し込みのキャンセル」をクリックして当該の申し込みをキャンセルします。

なお、返金には通常5〜10営業日程度の時間がかかります。Doorkeeperの管理画面で「返金済み」となっていても、Stripeにて返金処理待ちの状態となっている場合があります。

イベント中止にともなう返金について

申込者に返金をした際、申込者には支払われた全額が返金されます。また、Doorkeeper経由で返金が実行された場合、決済時に差し引かれたDoorkeeper手数料は主催者に返金されますが、Stripeの決済手数料は返金されません。つまり、返金時にはStripeの決済手数料を主催者が負担することになります。

また、主催者のStripeアカウントの残高にかかわらず返金操作は可能ですが、返金分に十分な残高がある場合にしか返金は実行されません。これは、まだイベントが申し込み受付中で、1件の申し込みで返金が生じた場合などには、他チケット販売により補完できるため、大きな問題ではありません。しかし、イベント自体を中止するなどして、すべてのチケットを返金する必要がある場合には、アカウントの口座残高がマイナスになる可能性があります。返金のために十分な残高がない場合には、口座に入金するためStripeに対して銀行振込をする必要が生じます。入金方法などに関する詳細は、Stripeに直接お問い合わせください。

返金の具体例

1. Stripeアカウントの残高がゼロ円で始まったとします。

2. 申込者が5,000円のチケットを購入した場合、Doorkeeperは手数料として224円を、Stripeは手数料として180円を徴収します。この時点で、Stripeアカウントの残高は4,596円です。

3. Stripeでは、紐づけられた銀行口座に残高を定期的に送金しますので、4,596円は銀行口座に送金され、Stripeアカウントの残高は再びゼロになります。

4. Doorkeeperで申込者に全額返金を実行します。この場合、Doorkeeperの手数料はStripeアカウントに返金されますので、残高が224円になります。しかし、当該の返金をするには残高が不足していますので、返金は実行されません。

5. Stripeに連絡をし、Stripeの銀行口座に4,776円を振込みます。残高が5,000円になったため、返金が実行されます。通常、5〜10営業日後に申込者のクレジットカード明細書に返金が反映されます。